7月2011

夏休み 京丹後市2日目

京丹後2日目。
夜中、結構雨が降っていたのに朝はスカッと晴れ!連れは昨夜から鮎が釣りたいと言っていたので、朝食前に“宇川”という近場で鮎が釣れる川を偵察にいく事に。
それにしても、気持ちが良いところです。

    

宇川に着いてみたものの、釣り人はおらず・・・
とりあえず、川の状況を見に行ってみる。鮎は沢山泳いでいるのになぜ?天然遡上もしている川らしいけど・・・
そう言えば昨日、O夫妻は「あの川で釣るの?」みたいなことを言っていた。うーん、今日の鮎釣りはやめておこうかと決断し、朝ごはんを食べに帰路につく。

結局、朝ごはんミーティングで「今日は防波堤でマメ鯵を釣ろう!」という事になり、朝食を食べたらすぐにの予定が、ワイドショーのレディーガガ見たさに大幅に出遅れ(笑)

  

途中中断したものの鯵は10匹程度(笑)釣れる時は100匹単位で釣れるそう。後々聞いた話だと、日本海の夏は魚影が薄いそうです。やっぱり日本海は冬なのか。
このマメ鯵は夕食で南蛮漬けに。この南蛮漬けのタレ、粒山椒が効いててがめちゃめちゃ美味し~!パスタジェノベーゼも美味しいし。もちろんジェノバソースも手作り。

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この日の夜はホタルを見に、山の小川へ。
地元の聞き込みによると「あんまりいないねぇ~。」との声多し。どうだろうかと思いつつ、行ってみる事に。
田んぼと林の間にある用水路。車で到着した時には分からなかったが、近くに寄ってみると結構いる!こんなにホタルを見るのは生まれて初めて!当たり前だけれど、自然の光はとってもきれい。星空を眺めながらのホタル観賞。今ではきっと贅沢なんだろうな。

明日は富山目指して北上します!

夏休み 京都市内~京丹後市

朝食を千總ビル1Fにある伊右衛門サロン京都にて頂く。東京でこんな雰囲気で朝食を食べられる所は無いと思う。(観光客向けだと思いますが・・・)

ホテルをチェックアウト後、京都の日本海側、京丹後市へ!京丹後市の網野町と言う所に東京を離れ第2の人生を歩き始めたご夫婦の家に2泊させてもらう予定。蟹で有名な間人(たいざ)の近くです。
“間人”普通に読むと“まひと”ですが、なぜ“たいざ”と読ませるかは聖徳太子の母君である“間人皇女(はしひとのひめみこ)”の話になってくる。あー、漫画“日出処の天子”にでてきたなぁ。漫画だと登場人物が覚えられるから不思議。
詳しくはこちらへ←音楽が鳴るので音量をミュートにしてください。
同じ京都府内だというのに、ゆうに3時間はかかるというインフォメーションを既にゲット。まぁ、気楽な旅なのでのんびり行こう。

京都縦貫道というその名の通り京都を縦に貫通している道路を北へ北へ。京都市内の賑やかさから打って変って、緑の風景に変わる。

走る事2時間程で日本海側の宮津に到着。ここで昼食をとり、今度は更に西へ下るだけだと思っていたが、途中、カーナビが示した道は鬱蒼としたもの凄い山道。カーナビが示すこの道のうねり方、尋常ではない。本当にこの道であっているのか!?と自問自答しながらもすすむしかない!ヘアピンカーブの連続で対向車が来たら絶対にすれ違えない!!もう笑うしかない!!!因みに対向車は2台しか来なかったけど・・・そして通行人1人。後々聞いたら、地元民でもよく知らない林道らしく、その道が1番のショートカットと言う事でナビが案内したらしい。
面白かったけど(笑)

そんな山道を征服し、3時頃に到着。久々に猫の“リュウちゃん”にもご対面。リュウちゃん、ちょっとお歳をお召しになりましたね。

海岸線をご主人の解説付きで、てくてくお散歩。
日本海は夏場は穏やかな凪の海なのだが、12月~2月にかけて“これぞ日本海!”と言わんばかりにとても荒れるそう。この辺りは海藻が美味しいそうで、トコロテンの天草、ワカメ、モズクは沖縄産の太い物とは違いとてもきめ細く櫛の様な器具を使って採るそうです。聞いてるだけで美味しそう・・・。
海岸線を歩く事15分、日本子午線の最北端へ到着。モニュメントのデジタル時計はおもいっきり壊れていたけれど。ここを南へ辿っていけば明石となるわけです。そのモニュメントの先の浜は、静御前の生誕の磯という所だそう。間人皇女といいなんだか歴史感あふれる所だな~。

さて、お楽しみの夕食は、近くの猟師さんが仕留めた、なんとイノシシ肉!初めて食べましたがクセもなくて、脂っこくもなくとても美味しい!次の日に胃もたれもせず胃も快調!イノシシが食べている物の質が良く、猟師さんの腕も良いのだろう。魚もそうだと思うけれど、絞め方とさばき方で味は格段に変わる物だと思う。生き物を頂く時は美味しく食べてあげるのが1番の供養になると思うし人間の役目だと思う。

そして自家製の野菜!美味しい~!
野菜を育てるのは本当に大変らしく、無農薬とうたっている野菜を育てるのは並大抵では出来ないと言っておりました。農家さんに感謝せねば。

Tさん、こっちにきても料理上手だね~。2日目も大満足して床に就きます。

夏休み 東京~京都市内

梅雨の合間をぬって、少し早目の夏休みを頂きました。
1週間ほどの旅行ですが、東京から京都、京都の日本海側、北陸の富山へと約1週間かけて回ってきました。
お天気にも恵まれ、美しい風景と、美味しい食べ物を満喫できた旅行となり、大満足の1週間を少しずつご紹介したいと思います。

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深夜、東京から東名高速に乗り、足柄SAへ。
SAで夜を明かすのは初。今のSAは充実していてとても快適に過ごせる。

朝ごはんを済ませ、一路京都へ向かう。途中、愛知の刈谷ハイウェイオアシスの観覧車に乗ってみた(笑)
ここでは海の幸、山の幸、地の物が販売されていて、とてつもなく美味しそう。帰路だったら絶対買ってる!

四日市コンビナート群も実際に見るのは初めて。無機質な塊なのに不思議な造形美がある。この塊も今は命がきっとあるに違いない。

寄り道を繰り返しながら夕方京都入り。
夜は友人と食事の予定。その前にブラブラと散歩。京都はいつきても何らかの発見があって刺激される。街並みやお店のセンスは、やはり真似できない物がある。
友人と待ち合わせたのが、夜8時だったので時間が余ってしまい、結局、文椿ビルのカジュアルイタリアン烏丸Dueで早くもワインを飲み始める(笑)
それにしても、料理が安いなぁ。うらやましい~。
2~3杯飲んだあたりで友人から電話があり、久しぶりの挨拶もそこそこにメインの小料理屋さんへ。

北白川にこじんまりとある、小料理屋さん。一見さんではとても入れなさそう。持つべきものは顔のきく友人(笑)
中に入るとカウンター10席程でみんなお馴染さんといった雰囲気。
そして出てくるお料理はどれも美味しい!岩牡蠣(超Big!)、鱧、お刺身・・・そして〆の鯛飯、赤出汁もおいし~。このクオリティーの高さには脱帽。そして値段は高くない。地域の格差はあるにせよ、東京も見習ってほしい。

その後は友人宅で食後に軽くワインを頂く。このお家も外は洋風なのですが、中は和風のとても素敵なお宅。建具やしつらえも素敵だなぁ~。
初日から、とても充実した1日を過ごす。

明日は日本海側の京丹後市へ向かいます!