8月2011

@戸隠神社

お盆前にちょっと小旅行へ行ってきました。
先月行った富山が気に入ってしまい、今回はあまり計画を立てずに富山と長野へ行こうと決めただけ。
車での旅、途中色々ありましたがそれも醍醐味。少しだけご紹介します。

【戸隠神社へ】  
近くに寄ったので突然行ってみようという事に。白馬から戸隠神社まで地図で見るとすごく近く感じたのになかなかの距離。そしてまたしても山道。前回の林道よりはマシでしたが・・・(笑)

お昼すぎに出発したのに着いたのは午後4時。かかりすぎでしょ~。
とにかく、日が暮れるまでに参拝したいと気が焦るが、戸隠神社の広さに焦る!とっても広~い!!Map参照これは1日コースではないか。
そう言ってもいられず、ショートカットでいけるとこまで行きましょう、と。

まず、宝光社。
最初から階段に驚かされる。日ごろの運動不足を今更悔やんでも仕方ない、当たり前だけれどこれを登らないと社殿へは行けないのだ!

  

次は中社へ。
中社脇にある小さな滝。ここの空気がとても良くて社殿と共にこちらも参拝。
ここで午後5時。社務所の方に奥社が閉まってしまうかどうか聞いてみると、閉まりはしないが夜は暗くて危険なので明日の参拝をお勧めします、との事。
けれど、ここまで来て引き返すのも・・・一か八かで行ってみよう!

  

奥社への道のりは明日に続く。

八月花形歌舞伎@新橋演舞場

友人から「チケット入るよ。」との声がけに2つ返事で応じた私。八月花形歌舞伎の第3部。

【宿の月】
扇雀さんと橋ノ助さんの舞踊劇。
こんなにもユーモアのある踊りは初めて見ました。扇雀さんの貫録ある奥さんぶり。現代でもこういう人いそうです(笑)

【怪談乳房榎】
勘三郎さんの当たり役と言われた、早変りで有名な演目。
以前歌舞伎座で勘三郎さんでの公演を見たことがあります。今回は勘太郎さんが挑みます。

最近いつも思うのですが、勘太郎さんは本当にお勘三郎さんに似てきましたね~。親子ですから当たり前ですが、顔から体形から立ち居振る舞いまで本当にそっくりです。
やはり今のところは勘三郎さんが演じた怪談乳房榎の方が上ですが、充分に楽しめました。

それにしてもこの役を演じるのは体力が相当いる事でしょう。ですが、舞台上で息が全く乱れないのはさすがです。
最後の円朝さんの時は着物が若干濡れてましたが、そこはご愛敬。

帰り際、先月人間国宝に認定された中村吉右衛門さんの話と共に、「いつかこの世代からも人間国宝が出るかもしれないんだよね~。」と・・・誰だろうかと考えるのも楽しみです。
そんな思いと、来年の勘九郎襲名を楽しみに、また歌舞伎を観に行かねば!と思いつつ家路に着いたのでした。

額装 『漆額』

先日、“手しごとの夏展”で購入した際に包んで頂いた猫の墨絵。
とても気に入ったので額装してしまいました。

こちらの漆額はengakuさんの作品。Webサイトから購入できます。
自立するタイプでどこにでも置けるので使い勝手が良いです。(壁掛けにも出来ますよ。)
この額のアンティークのような風合いを感じさせる佇まいがとても気に入っています。

良い額装とは、飾る物をさらに引き立たせる力を持っているのです。