日本の伝統・文化

壽 初春大歌舞伎

今年お初の歌舞伎観劇。
8日ともなるとお正月気分も薄れてきますが、今回はお正月らしい演目。

1番心に残ったのは吉右衛門さんと鷹之資さんの“連獅子”。
連獅子とは自分の子供の獅子を谷に落として、谷から這い上がってきた子獅子と歓喜の舞を踊るというお話です。
私自身、連獅子を見るのは初めてでしたが一緒に行った方達のお話を聞くと、やはり役者さんによって見ごたえが違うと言う事。
吉右衛門さんの獅子は、円熟しているというか、内に秘めた激しさを感じる厳しい親獅子でした。
連獅子はやはりパワーが必要な演目。
吉右衛門さんの連獅子もまだまだ観たいものです!

今回は吉右衛門さんと菊五郎さんという人間国宝が2人も出ていたとても贅沢な歌舞伎でございました。

来月も勘九郎襲名公演を観に行くのでとても楽しみです。