日常生活

父の日に

母と銀座で待ち合わせる。
ランチを食べてから、銀座へ来た目的の1つ父の日のプレゼントを買う。

本日は魚の西京漬けの詰め合わせを購入し、相方と合流。私の実家へ向かう。
私は20歳で一人暮らしを始め、しかも実家は小さい頃から慣れ親しんだ家ではなく、建て替えてしまったので“なつかしい”という思いはあまりない、というのが正直な気持ちではあります。

実家に着き、父、母、相方、私の4人での食事。
取り立てて特別な話をするわけでもないけれど、父、母の二人で暮らしている日常よりは楽しいのではないかなと思う。
食事も終わり、隣のソファで横になっていた父はうたた寝をしている。
お酒が進んだのでしょう。あまり飲ませると母もいい顔をしないのですが今日は楽しかったのだと思う。

明日は仕事があるので、9時半頃に実家を後に。
いつの頃からか「また来てね。」と帰り際には必ず言われることに気が付く。
何の気なしに発している言葉なのだと思うけれど、本当にまた来ることを楽しみにしているのでしょう。

私の好きな映画の1つ、アルパチーノ主演“セント・オブ・ウーマン”。
アルパチーノ演じる(かなり)クセのある盲目の退役軍人。
その中で「母親に連絡するのは母の日だけだろう!」というセリフがあります。
そのセリフが心に残り、母(父)の日だけ母を思いやるなんてことはしないようにしようと思ったものです。

また、時間を見つけては実家に帰ろうと思います。