旅行記

旅行記@豊島

早く明けてしまった梅雨が良かったのか悪かったのか。7月初旬の今思えば、1番暑い日々でした!

まずは自分たちに都合よく回れるように、島巡りはレンタサイクルと決定。
そこで!島のアップタウンには電動アシストが力を発揮。
初の電動アシストにまずはひとしきり感動!
東京も暑いけれど、島の暑さはまた一味違う。
遮るものがないので、暑さが直にくる。電動アシストでなければ更に暑かったはず・・・

坂道もなんのその。島の景色を満喫しつつ自転車を漕ぐ足取りも軽い。

まずは豊島美術館。
1番のメインはここ。

柱が1つもない曲線の空間の中、建物の地面から水が少しずつ湧き出ています。
湧き出る早さも、ゆっくりだったり、早かったり、リズムも様々。
そしてその水滴がいつしか大きな塊になり、やがて穴に吸い込まれてゆきます。
この繰り返しが延々と続いているだけなのですが、建物上部にぽっかりと空いた丸い開口部から注がれる光と風。
いつしか優しい気持ちになっている自分がいます。
たまに流れていく水の音を聞きながら寝そべっているのも心地よく、時間が経つのも忘れてしまいそう。

学芸員の方が説明してくれたように、時間帯を変えて来てみると、また違った空気感が味わえそうです。

 
さらに長閑な風景を満喫しながらの散策。

トムナフ―リ
トムナフ―リとは古代ケルトにおける霊魂転生の場だという。
説明には『神岡宇宙素粒子研究施設(スーパーカミオカンデ)とコンピュータで接続しており、超新星爆発(星の死)が起こると光を放つ。』とあります。それと関係性があるかどうかは分かりませんが、この空間の何か神秘的な力を感じずにはいられません。
心臓音のアーカイブ
遠い記憶
マップを片手に、さながらオリエンテーリングの気分。

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島キッチンにてランチ。
なんてことのない素材を使っただけの屋根ですが、美しい曲線。
屋根に見とれての食事も良いものです。

豊島に泊まる予定ではなかったので限られた時間の中でしたが、夏の芸術祭の前という事もあり、人も少なくのんびりと回ることができました。

芸術祭のアートも作成中。今頃はきっとにぎわっていることでしょう。