本日のお客様

本日のお客様 (羽織のお仕立て直し、色無地の裄直し)

ご近所のA様。
昨年いらしていただいて、本日も何枚かお持ちいただきました。

何枚かお持ちいただいたのですが、1枚は暈しの訪問着でした。
お伺いしたところ、訪問着はそれほどお召しにならないということでしたので今回はお直しは持越しするようにおすすめしました。
訪問着は着る機会が限られるお着物ですので、必要になった時にお直ししますとお伝えしました。

もう1枚の無地の羽織。
1つ紋が入り、地模様もきれいに入っています。
少々シミがありましたが、丈が少し短いのでこちらをお仕立て直しさせていただくことになりました。

その後・・・
お嬢様が先生のお仕事をされているそうで卒業式は色無地に袴をお召しになるというお話。
「裄が短いので見てもらえますか?」
という事で、急遽ご自宅へ戻り色無地のお着物を持ってきてくださいました。
裄部分を開けて見たところ、色やけがありましたので焼け直しが必要になりますが、お直しと合わせてご依頼いただく。
来年の卒業式からは裄を気になさらないでお召しいただけると思います。