10月2014

落ち鮎

相方が今年納竿の鮎釣りへ行ってきました。
鮎のイメージは夏の暑い季節ですが、10月初めには落ち鮎と言って子持ちの鮎が食べられます。
今回釣れた魚の中にも卵を持った鮎が何匹かおり、子持ちの鮎を始めて食べることができました。
鮎を自宅で食べれるなんて東京では贅沢なのでしょう。
大漁の時には、から揚げ、塩焼き、鮎飯と鮎のフルコースも何度かありました。

これからの季節はへら鮒釣りに切り替わるのだと思いますが、私としては食べられる魚の方がちょっとうれしいかな。

本日のお客様 (紬単衣と浴衣のお仕立ご依頼)

本日は町田市からお越しいただいたU様。
お着物でお越しいただきました。
この後、新宿の末広亭に行かれるそうです。

お持ちいただいたのは、紫地の結城紬と浴衣。
結城紬は単衣仕立てをご希望。
お出かけ着としてご着用されるのでなければ、単衣仕立てでも十分に暖かいです。
お着物の上からの採寸でしたが、お召しになったお着物と大差なくお仕立て出来ると思います。
裄はちょうど良い長さです。
いつも書いていると思いますが、裄は長くない方がいいのです。
長すぎると上半身が大きく見えてとてもバランスが悪く見えます。
U様の裄のバランスはちょうどよく、立ち姿もきれいに見えました。

浴衣も合わせてご依頼をいただきましたので、こちらは水通しをしてからお仕立ていたします。
出来上りを楽しみにお待ちください!