日本の伝統・文化

伝統歌舞伎保存会

お客様に誘われて、国立劇場で開催された伝統歌舞伎保存会の研修発表会を観に行ってきました。
伝統歌舞伎保存会とは次代を担う新人を育成する事と、歌舞伎の世界に生まれなかった人たちが歌舞伎の世界を目指し日々修行をする場所なのです。
普段は舞台に立っても1行ほどのセリフしかない者だけで演目を行うのですから相当の努力、そして何よりも緊張する場だと思います。

演目は『御所五郎蔵(ごしょのごろぞう)』
今回主役を張る中村音蔵さんのご友人がチケットを手配してくださいました。本当にありがとうございます。
あらすじは割愛させていただきますが、音蔵さんは役者になるために生まれてきたのではないかというくらいの素晴らしい方でした!
花道に立った時の美しさといい、七五調の難しいせりふ回しと言い素晴らしかったです。
一緒に見に行ったN様は「きれい~。」と思わずつぶやいておりました(笑)
研究発表会だからと言って主役に抜擢されるのは難しい事だと思いますが、菊五郎さんの目に留まったのでしょう。
機会があれば、こういう発表会をこれからも観に行きたいと思っております。

そして第2部のお楽しみ大喜利。
こちらは菊五郎さん、菊之助さん、左団次さん、時蔵さんとそうそうたるメンバー。
役者さんが出すクイズに答えるとメンバー全員のサインが入った色紙が貰えるという素晴らしい企画!
しかも一緒に観ていたNさんは一番に色紙をゲット!N様すごいパワーです。

とても楽しい企画でしたので、また次回に期待したいと(おおいに)思っています。