日本の伝統・文化

二月大歌舞伎@歌舞伎座

【因果応報】
本来は、よい行いをしてきた者にはよい報いが、悪い行いをしてきた者には悪い報いがあるという意味だったが、現在では多く悪い行いをすれば悪い報いを受けるという意味で使われている。
仏教の考え方で、原因に応じた結果が報いるということ。
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と辞書にはあります。

何事にも原因があり結果があります。
良い種も悪い種も全部芽が出てくるもので、なるべく良い種を蒔かないといけないなと考えることがあります。
自分を顧みる言葉として、この言葉を時折かみしめたりしています。

【籠釣瓶花街酔醒】
観終わった後、因果応報の言葉がまず頭に浮かんできました。
この演目を観終わった後、余韻が薄れるのが嫌で次の演目を観ずに家路につきました。

佐野次郎左衛を騙した花魁八つ橋は、とても大きな代償を支払う事になってしまいます。
原因があり結果があるという事なのです。