ご挨拶・ご連絡

採寸に関して

■良きアドバイザーとして■

“まずは会ってお話しする”という事に意味があります。
和裁士という職業を考えた時に、お客様と会わないで出来る仕事ではないと考えています。

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最近は寸法の事を意識されているお客様が非常に多いと感じます。
何故なのかと考えてみると、仕立て上がったお着物の寸法に不満があっても相談できる場所がないという事だと思います。

以前ブログにも書きましたが、あくまでも着やすい寸法を決めるのは私ではなくお召しになるご本人であり、私はサポート役でしかないのです。

最初の採寸に関しては、お客様のご要望をお伺いした後、『私が考える良い寸法』をお伝えするという事になります。

このサイトを立ち上げて15年ほどになりますが、10年以上のお付き合いになるお客様もいらっしゃいます。
寸法に関して言えばお客様の方からご指摘やご指示いただいたり、私からご提案したりの繰り返しです。

最初の採寸だけで終わるわけではありません。
途中、必ず寸法の手直しが入ります。
少しずつご自身の寸法が分かってくる様に必ずなりますし、着付けが上達すればご自身で手直し出来る様になります。
長くご相談いただける良い関係を築いていくことが私の役目だと考えております。