FUCHISO@神宮前

東京は8月1日からの21日の連続降雨記録となり盛夏らしからぬ陽気でしたが、本日は久々のお出かけ。
外苑前にあるFUCHISOさんへお邪魔してきました。
店主の小松さんは昔の同僚的(?)な関係です。

『ノスタルジア 展 2017晩夏』 8月26日(土)から9月3日(月)まで。
他にもお客様がいらしたのでなかなか良い写真が撮れませんでしたが、店内には小松さんが日本や海外で買い付けをしてきた道具や物たちが展示販売されています。
私の写真より実物の方が断然素敵です!
ご興味のある方は是非足を運んでみてください。

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FUCHISO (フウチソウ)
〒150-0001 渋谷区神宮前3丁目-7-4 和泉ビル201 →地図
TEL・FAX 03-5474-7107
OPEN 12:00-18:00頃 

※会期中8月29日(火)はお休み

ichitoki(いちとき)@学芸大学駅

今年6月、友人が学芸大学駅に美容院をOPENしました!
お祝いのお花と共に、遅ればせながら開店のお祝いに行ってきました。
シンプルな内装でとても”らしさ”が出ているなと思います。

お近くにお住まいの方は是非行ってみてください。

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ichitoki(いちとき)
住所:東京都目黒区鷹番3-10-9 渡邉ビル1F →地図
電話:03-5734-1038
営業時間:平日 10:00~20:00(カット最終20:00)
     土日祝 10:00~19:00(カット最終19:00)
定休日:火曜/第3月曜/年末年始

  

八朔

八月一日。
京都祇園では恒例の舞妓さん、芸妓さんの挨拶回りのニュースがありました。

現在、絽の黒紋付が拝見できる希少な場面かもしれません。
絽とはいえ重ねの紋付はさぞやお暑いでしょう・・・

八朔について→祇園商店街振興組合

『自分を知ってもらう』という事

先日、いつも行く美容院へ行ってきました。
いつものスタイリストさんですが、かれこれ10年以上のお付き合い。

それほど髪形を変える方ではないのですが
「今回はちょっと短くしてもらおうかな。」
そんな感じでオーダーしています。
「この間はこんな感じだったので、今日はこんな感じでどうですか?」
という感じですぐに分かってもらえます。

でもこれってすごく重要な事だと思っています。
スタイリストさんは私より7歳位年下だったと思いますが、年齢は関係なくお互いに尊重しあわなければ長くは続かないと思っています。

その後、久々の整体へ。
だいぶ長くあけてしまってしまったのですが(多分3年位)、会えば以前と同じように接してくれます。

「だいぶ筋肉が衰えましたね。」
とショックな一言!
自分でも気づいてはいましたが、言われると心に突き刺さります(泣)
「テレビを見ながらでもいいので、腕を大きく振って足踏みしてください。」
「が、頑張りますっ!」

自分の状態を把握していただけるというのは、ユーザーからするとありがたいです。

自分の仕事に置き換えても同じ事だと思っています。
お仕立てとは、着物の形になっていればいいというだけでなく、お客様のお好みや体系の変化を気にしつつお仕立てが出来れば1番いいのではないかと思うからです。
私からのアプローチも大切ですが、お客様からのアプローチの方が重要かもしれません。
着方の好みや着物の趣味など伝えてくださるお客様の方が少ないのが現状です。

お着物に関係ないお話しでも全く構いません。折角お話しできる機会を与えて頂けたのですから、お会いする時は色々な事をお話ししたいと思っています。
お互いを知るには双方の努力が不可欠ですが、それには多少なりとも時間が必要かなと思います。
どんなお仕事でもそうだと思いますが、『お客様とのいい関係』を作っていくことも仕事の内なのです。

何を願いますか?

明日は七夕。
梅雨の真っ最中なので雨になることが多いように思います。
東京では天の川は見えなくても当然ですが、晴れていればベガ(織姫)とアルタイル(彦星)の輝きを見ることができます。

織姫はその名の如く織物を織る女性の事。
職業柄、なんとなく親近感がわきます。

この間、お花を贈る機会がありお花屋さんへ行ってみると、店先に笹と願い事を書く短冊が置いてあり自由に書けるようになっていました。
既に笹には願い事に書かれた短冊がつるされており、アレンジメントが出来る間その短冊をちょっと拝見させていただく。
願い事の内容は色々で、『年収を上げたい!』『家族が健康でいられます様に。』『(アイドルの)嵐に会えます様に!』といった具合です。

そこでふと考えました。
願い事って自分の事を願うのか、人の事を願うのかでその時の自分の心の持ちようが分かるのではないでしょうか。

皆さまは何を願いますか?

寸法について思う事(和裁士としてのあり方)

先日お伺いしたあこや着物教室でも寸法のお話をさせて頂いたので、今日はちょっと着物の寸法について私が思う事をちょっと書いてみようと思います。

皆さまはご自身の着物の寸法はどこまでご存じでしょうか?
着物のマイサイズは和裁士や呉服屋さんが決めてくれるものだと思っていらっしゃるのではないでしょうか。
私が思うマイサイズとはお客様と和裁士(もしくは呉服屋さん)が一緒に考えていかないと出てこないものだと思っています。

最初に注文した時のサイズはもちろん自分が指定する寸法ではありませんが、それを元に自分に合っているかどうかを判断されるのは最終的にはお客様自身なのです。
というのも、”着心地”は着ている方にしか分からない事だからです。
いくら和裁士や呉服屋さんが「これがあなたのベストな寸法です!」と言っても、ベストかどうかを決められる(決めていい)のは着ている本人だけなのではないでしょうか。
例えば、私からみると『かなり大きいサイズの着物を着ているな。』と思ってもそれが着心地が良いというお客様もいらっしゃるのです。
何を持って着心地が良いというかは、お客様に依る所が大きいのです。

「自分に最適な寸法を出すのに10年かかりました。」
という方もいらっしゃいましたが、実際にはそれくらいかかる事なのかもしれません。
何故なら、今まで洋服しか着てこなかった方がお着物の着用感を最初から分かるはずないのです。

とは言っても、あまりにも見当違いな採寸の仕方はどうかと思っています。
『最初からベスト』をお客様は望むのかもしれませんが、自分の好みの着方や癖などが分かって初めてマイサイズにたどり着けるものなのです。
もし近道があるのだとしたら、沢山お着物をお召しになることです。
10年とは言わなくても、少しでも早くそこへたどり着けるお手伝いをするのが和裁士の役目だと思います。

そこで私(和裁士)としては何が出来るのかを考えた時に、お客様のご相談にいつでものるという事だと思っています。
些細な事でも気軽に言っていただける関係を持てたら良いなと思います。
お客様との関係は常に対等でありたいと思っています。どちらかが上でどちらかが下という関係では上手くいきません。
その信頼関係を保つ努力も惜しみません。
何年たっても共にパートナーであり続けるという事が、私の考える和裁士の理想像です。

あこや着物教室@白金台

お仕立てをご依頼いただいております♡ボンジュールきもの♡のあこや着物教室へ行ってきました。
生徒さんの採寸などを兼ねて、お着物の仕立てに関する事などを少しですがお話しさせていただきました。

その時の様子→♡ボンジュールきもの♡

生徒さんも皆さま素敵な方ばかりで、こういった方々が集まるのもあこやさんの人柄なのだなと感じました。

話は変わりますが
あこやさん、W成人式のお写真を撮ったという事でそのお話しでも盛り上がりました!
私のW成人式は残念ながらとっくに過ぎ去ってしまいましたが(笑)、着物の良さが分かる年齢になってもう1度振袖を着るというのはとても素敵なことだと思います。
W成人式がもっと広まっていくと良いなと思っております。

そう考えると黒柳徹子さんて凄いです!振袖を着ていても違和感ないです。

引退のとらえ方

6月初め、女子プロゴルフの宮里藍選手が今年限りで現役引退を表明しました。
31歳という年齢が関係しているのか、自身のモチベーションの衰えなのかは本人にしか分からないところですが、引退のとらえ方が日米で違うという記事があったので、興味深く読んでみました。

日本では『さみしい』という事をよく言われるそうですが、アメリカでは『Congratulation』『So Happy for you.』といった前向きな言葉をかけられるのだそう。

アメリカではこれからの未来に期待しているというとらえ方なのだそう。
引退後の自分を祝福してもらえるなんて、とっても素敵だと思います。

余り布の使い道

胴裏の余り布って皆さまどうされてますか?
洗張りしたものの使えなかった胴裏など、着物を仕立てていくうちに結構出てきてしまうものですよね。

このアイデアはとってもいいなと思ってご紹介させていただきます。
お客様から頂いたのですが、胴裏の余り布で『きもの枕』を作っているのだそう。

自分で使うものですし、とっても簡単に作れます。
皆さまも是非作ってみてください!

今年2度目

今年2度目の鮎。
今日は塩少な目でおいしくいただきました!