1月2013

本場結城紬

【世田谷区K様 本場結城紬】

軟らかい卵色の本場結城紬です。
優しい色合いに合わせて、八掛も暈しに別染しました。
まるで春が来たような、温かみのあるお色ですね。

  
 

紬 胴抜き仕立て

【世田谷区H様 紬 胴抜き仕立て】

胴抜き仕立てというのは、簡単に言うと見せかけの袷になります。
結城紬は暖かですので、胴抜きでお仕立てする方が結構いらっしゃいます。
下の画像の様に、胴の部分の裏がついておりませんが、見た目には袷のお仕立てに見えます。

今回は縫い紋を1つ、陰スガ縫いで七本骨扇の紋をお入れしました。
一つ紋    10,000円
八掛もこちらで別染めをさせていただきました。
八掛別染  12000円(布代込)

  

胡蝶蘭 小紋

【世田谷区N様 胡蝶蘭 小紋】

この間お仕立てした物の次にお仕立てした、世田谷区N様の小紋です。
こちらのお着物は少しだけ寸法を変えてお仕立てした小紋になります。
後日『着やすくなりました。』とご連絡をいただきうれしい限りです。

  

市松柄小紋

【世田谷区N様 市松小紋】

N様はとても華奢な体系で、いつもお仕立てに出すと大きく仕立て上がってくる事が悩みの種という事でした。
今回は採寸と、いつもお悩みの個所などをお伺いしてのお仕立て。
仕立て上がりの際は引き取りにいらして下さり、ご試着をされていきました。

もう1枚のお仕立物もあるのですが、今回のお仕立てを参考に少し寸法を手直し。
こういうやり取りができる事が本来の和裁師の形だと思います。

市松はとても細かいので無地の様にも見えます。
帯合わせによっていろいろ楽しめそうですね。