4月2013

花柄小紋

【江戸川区I様 花柄小紋】

深い青地に花柄が映える小紋です。
『お袖丈をなるべく大きくしたい』というご希望で1尺6寸(約60㎝)にお仕立てできました。
お袖丈は1尺3寸という標準寸法がありますが、それに合わせる必要はありません。
お好きな丈にお仕立てが可能です。
丸みも同じく、お好きな大きさにできます。
殆どの呉服屋さんでは、こちらから言わない限り袖丈と丸みは標準で仕立てられてしまうと思います。
小さい事ですが覚えておいた方がいいと思います。

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後日というかすぐにお召しになったお写真を送って下さいました。
アンティークの帯を締めて、お着物ととてもよく似合っておりました。

ご主人のお着物もお待ちしております!

 

久留米絣

【目黒区T様 久留米絣】

目黒区T様。今回ご依頼いただいたのは久留米絣。
単衣にするか袷にするかで悩んでおられましたが、『着る機会が多いのは袷かな。』という事で袷にお仕立てさせていただきました。
木綿の生地は裏地が付いた方が伸びにくく良いという事もありますが、単衣も気持ちが良いものです。
悩むのは当然の事だとも言えます。
大きめの十字絣が愛らしく、華奢なT様によくお似合いになると思います。

 

琉球文様 紬

【武蔵野市T様 単衣紬】

琉球柄の紬を洗張りして単衣のお着物にお仕立て直しいたしました。
T様は身長が165㎝なので大きい方なのですが、頂き物のお着物が多いそうです。
もう1枚お仕立てさせていただいたお着物は身丈155㎝ほどにしかできませんでしたが、お召しになっているお写真を見せていただきました。
『小さい方が意外と着易いんです。』
というお話はT様からだけではなく割と聞くお話。
もちろん、腰ひもの位置などで調整されているのでしょうけれど。

今回のお着物は大きくお仕立てできましたので、いつもよりも大きく感じられるのではないでしょうか。