花柄文様 単衣小紋
【世田谷区H様 花柄文様 単衣小紋】
落ち着いた草色に春と秋のお花が描かれています。
「少し派手ではないですか?」
と最初おっしゃっておりましたが、色合いも落ち着いていて派手という印象は無いと思います。
単衣の時期にお召しになるのにちょうどよい文様が描かれていますので、迷うことなくお召しになっていただきたいです。
9月2013
【世田谷区H様 花柄文様 単衣小紋】
落ち着いた草色に春と秋のお花が描かれています。
「少し派手ではないですか?」
と最初おっしゃっておりましたが、色合いも落ち着いていて派手という印象は無いと思います。
単衣の時期にお召しになるのにちょうどよい文様が描かれていますので、迷うことなくお召しになっていただきたいです。
【江戸小紋 子供物】
大人物の江戸小紋から子供物にお仕立て直しをいたしました。
3年くらいはお召しになりたいという事でしたので、3年後を予測しての寸法にお仕立てしました。
肩揚げのみで腰揚げはせず、おはしょりでお召しになるそうです。
朱赤という色は華やかな中にも落ち着きがあり、子供物にお仕立てするのにとてもいいお色だと思います。
裾フキも少し太めにしてあります。
【目黒区N様 単衣蔦の葉柄小紋】
秋に向かうこの季節にちょうど良い単衣のお着物。
単衣のお着物選びはなかなか難しく、皆様迷われます。
通常、9月から単衣10月から袷と言いますが、そう上手くはいきません。
改まったお席でない限り、その日の気候により変更していった方がベター。
10月初旬はまだ温かい日もあります。
洋服の方々は半袖OKなのに着物は袷じゃなくてはいけないなんて考え物です。
単衣にするには少し薄手の生地。
季節の関係ない文様であれば何でも構いませんが、秋であれば秋の季節が感じられるもの。
冬の文様はNGです。
着物は季節感を大事にして欲しいと思います。
生地と文様とを上手く取り合わせて、コーディネートを楽しんでください。
それが着物の楽しい所でもありますから。
【江東区S様 雨コート】
日本の雨の季節と言えば真っ先に梅雨を思い浮かべますが、季節が秋に変わる今も秋雨前線の雨の季節となります。
一口に雨コートと言っても用途によっても色々あると思います。
雨が降るか降らないかくらいの時はバッグに入れて持ち歩けるコンパクトで軽いもの。
本降りの雨にはコンパクトというよりも、しっかりと防水された大島紬などが良いと思います。
生地が軽いと風でコートの裾がはためいて、裾回りが気になったりするものです。
こちらは生地は化繊ですが地厚のしっかりとしたもの。
防水加工も施されておりました。
雨が降っているというだけで、気になってしまう個所が増えるものです。
少しでもそのシーンにあった着やすくてそして楽しめる生地を選ぶのも良いのではないでしょうか。
2013年9月9日11:30| カテゴリー:お仕立物,コート,仕立てとお直しに関するお話,単衣,女物