お仕立物

萩の葉文様 綿絽 浴衣

【世田谷区I様 綿絽 浴衣】

萩の葉を墨絵で描いた浴衣をお仕立させていただきました。
薄墨のお色がとても涼やかに感じられますね。
I様は華奢な方でしたので、柄の出方がどうなるかというお話をされておりましたが、このくらい大きい柄ですとそれほど問題はありません。
身幅が細い方ですと、小さい柄が散っている様な生地の方が縫い代に柄が隠れてしまい、柄があまり出てこない事があります。
着物風にもお召しになりたいという事でしたので、広衿仕立てにお仕立。
浴衣というよりも木綿地の単衣という感覚でお召しいただく方が良さそうです。
萩の文様ですので、8月から9月の中旬頃までお召しになれます。
季節の装いを楽しんで下さい。

今回のお仕立はアトリエ・Kinamiさんからご注文頂きました。
反物もアトリエ・Kinamiさんの作品です。
アトリエ・KinamiさんのFacebookでもご紹介いただいております。