8月2016

百合文様 紗羽織

【大田区K様 百合文様紗羽織】

夏に羽織は「暑い!」と思われるかもしれませんが、エアコンがきいている場所などで、意外と役に立ちます。
K様の場合は寒さ対策というよりは、羽織を着ている姿の方がお好きなのだと思います。
着姿までこだわりがあるのはさすがです。

蝶々と藤の小紋

【中村かをる様 蝶々と藤の小紋】

HP休止中にお仕立てしたものですが、中村さんのブログで(だいぶ前ですが)ご紹介いただいております。→中村かをる創作帯屋
アンティーク好きの中村さんらしい1枚です。
アンティークの魅力はやはり、今の物にはない文様と柄の大胆さなのではないかと思います。

昔のお着物はお仕立てするには、難しかったりすることもあるのですが、出来上がってしまうとそれを上回る充実感があります。
存在感は抜群ですね。

  

雪輪文様小紋

世田谷区N様 雪輪小紋

雪輪文様がお好きだというN様。
N様に限らずこの文様がお好きな方は多いのではないでしょうか。

N様は身長がお高いので(168センチ)、上前衽の柄をやや高めに配置しております。
飛び柄の小紋の場合、柄に配置には気を使います。特に上前の柄出しは、その方の身長により変えていかないとおかしなバランスになるので大きなポイントになる所です。

  

几帳文様訪問着

大田区K様 几帳文様訪問着

風になびく几帳に松や季節の草花が描かれ、金彩加工が更に華やかさを増してくれています。
慶事のお席にも一層華やかな色どりを添えてくれるお着物になると思います。

余談ですが・・・
訪問着の柄合わせは難しいところもありますが、ピタッと柄があったときの(小さな)感動はなんとも言えません。
こちらのお着物も楽しくお仕立てさせていただきました。