お仕立物

ペンギン柄銘仙

【八王子市Y様 ペンギン柄銘仙】

お着物の柄で動物柄は今も昔も人気があり、犬、猫、鳥などは比較的目にする機会はあると思いますが、鳥は鳥でもペンギンはなかなかお目にかかれないのではないでしょうか。
諸説あるようですが、銘仙の発祥は江戸時代、『銘仙』と呼ばれるようになったのは明治時代ではないかと言われております。
大正から昭和の初めにかけて爆発的な人気を誇り、代表的な産地も秩父、足利、桐生、伊勢崎、八王子と数多くあるお着物です。
柄も多種多様で、お花、風景、動物、人物はもとより大胆な幾何学模様まで多岐に渡っており、見ているだけでも楽しめるお着物だと思います。
銘仙のコレクターもいるほど、とても面白い柄に溢れています。

今回も数ある銘仙の中でも面白い柄のお着物に入るのではないでしょうか。
どうぞ長く楽しんでいただきたいと思います。