子供物

向い鳥文様 三歳祝着

【世田谷区S様 向い鳥文様 三歳祝着】

三歳の祝着をお仕立てさせていただきました。
こちらのお着物は大人物からのお仕立直しになります。
二枚のお着物から、こちらのお着物を選ばれました。というのも、もう一枚は柄が大きくこちらの方が三歳用にした時にはまとまりがありました。
反物を新しく購入しなくてもこうして子供のお着物がお仕立て出来ます。
こちらのお着物は向い鳥に宝尽くし文様といった柄やお色が三歳祝着にはぴったりだったと言えるでしょう。
長襦袢も大人物の襦袢をお仕立て直しとなりました。
橘の文様も三歳のお祝いにふさわしいと思います。お着物との色のバランスもとても良いのではないでしょうか。

 

江戸小紋 子供物

【江戸小紋 子供物】

大人物の江戸小紋から子供物にお仕立て直しをいたしました。
3年くらいはお召しになりたいという事でしたので、3年後を予測しての寸法にお仕立てしました。
肩揚げのみで腰揚げはせず、おはしょりでお召しになるそうです。

朱赤という色は華やかな中にも落ち着きがあり、子供物にお仕立てするのにとてもいいお色だと思います。
裾フキも少し太めにしてあります。

 

三歳 子供物

【東京都練馬区K様 三歳子供物】

小紋柄で子供物をお仕立しました。
三歳ですと被布を着るので柄が出る所は実はあまりないのです。
被布を着ても見える上前の衽部分と、衿、両袖に良い柄が出る様に見積もります。
七五三でお召しになる場合、小紋柄で問題ないと思いますが呉服屋さんでは殆ど絵羽物。
子供物の場合、お花柄や玩具柄、おめでたい柄の小紋でもとても可愛らしいです。

下の画像では腰揚げ、肩揚げをする前の画像も載せています。