MOVIE

映画 『グラン・トリノ』

グラン・トリノ

『グラン・トリノ』 監督・出演 クリント・イーストウッド、発売元 ワーナーホームビデオ

クリント・イーストウッド監督作品はいつも人間の深い所を突いてきます。
いつもの生活が、ある人物との出会いがきっかけで、いつもの生活でなくなってしまう。
些細なことから人生が大きく変わってしまう。
良かれと思ってした事が予期せぬ方向へと向かってしまいます。
そんな情景を見事に描いています。
この映画に限らず、『ミスティック・リバー』『パーフェクト・ワールド』など、善と悪、怒りや喜び、悲しみの中に宿るほんの少しの幸せ、どれも人間の心の奥深くに訴えてくる作品ばかり。
そして、どの映画も私のお気に入り。
ラストはいつもやりきれない気持ちになります。「これでいいのか~っ!!」と・・・
目に見えている言葉や表情だけが全てではなく、人間て複雑で繊細なんだと思わせる。
そんな作品をこれからもずっと作り続けていってほしいと日本の片隅から応援しています。

この映画のラストを思い出すだけで涙が出ます。
これで良かったのか?悪かったのか?答えは観ている者に委ねられます。
そしてなぜ『グラン・トリノ』というタイトルなのかは映画を観れば自ずと分かります。

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アジアカップ なんで日韓戦はいつもこうなんだっ!最後までドッキドキです。
延長で同点にされた時はどうなる事かと思ったよ~。
韓国に勝ってこれで決勝進出!やった~!!