日常生活

日本人と富士山

整体の予約が12時からだったので、駅前の喫茶店で相方と遅い朝食をとる。

祖師ヶ谷大蔵の駅から成城方向を望むと、天気の良い日には富士山が見えるのを見せたくて駅のホームの後方へ連れて行く。
少し霞んではいたけれど今日も雪化粧をした富士山を見ることができた。
相方もこの景色は知らなかった様で、少し興奮しているように見える。
祖師ヶ谷大蔵で小田急線の高架が終わってしまうので、ホームの最後方で写真を撮っている方をたまに見かけます。

富士山を見ると、なんだか胸が高鳴るのは日本人だからなのだろうか。
江戸時代には富士信仰のもと、富士詣りをする人々も多かったという。
富士山詣りに行けない人の為に作られた富士塚も都内には沢山あります。
高い建物も無く、空気も澄んでいたであろう江戸時代は高台に登ればすぐに富士山が見えたのでしょう。
富士見坂という地名がある所はその名残りでもあります。

現代でも富士登山する人口は多いですし、やはり日本人の心の中に富士山という山は大きい存在なのでしょう。
私はどうかというと、富士山に登る体力も気力もないので美しい姿の富士山を眺めて満足している人種です。

それよりも整体で、「体の右側全体がとても張ってます。」などと言われる様ではとても登れませんよね(笑)