旅行記

金沢へ ②

2日目
今日からお天気は下り坂の予報に傘を持って出かける。
朝食後向かったのは金沢21世紀美術館。
この建物はSANNAの設計。
直島にもありましたが、勝手に白血球の椅子と名付けた椅子もある。
直島では熱くて座れず、今回は雨で座れないという、私たちにとってはいつまでたっても座れない椅子なのです。

雨が降り出したあたりで、美術館に入りぐるりと2時間ほどかけて回ってみる。
私たちが1番見入ってしまったのは作品ではなく、美術館の地下から1階を繋げる油圧式のエレベータと、図書を閲覧できるコーナーの本棚でした(笑)

ミュージアムショップでは必ず買おうと思っていた時計を購入。

その後お昼にしようと香林坊まで出たものの、良さげなお店が見つからず、にし茶屋街まで歩いてしまった。
結局そこには甘納豆屋さんくらいしか見当たらず、また香林坊まで戻り、午後2時の遅めのランチをとる。

この後、雨足も強くなりホテルに帰ってゆっくりしようという事に。

そして、夕食。
昨日と同じ『くろ屋』さんへ。
今日は寒サバの浅〆、梅貝の刺身、のど黒の塩焼き、昨日も頂いた蕪寿司。
お店の女将さんは能登のご出身だそうで、蕪寿司は女将さんの手作り。
蕪も塩漬けして水を出しておくそうですが、鰤も塩漬けにしてからつけるのだそう。
塩漬けの鰤を見せていただきましたが、大きなアンチョビの様に見えます。
鰤でなくても鮭や鯖でもできますよ。と教えてくれました。
作ってみたい気もしますが、塩梅が難しそうです。

そして明日から金沢も雪の予報。
「昔は朝起きたら車が半分埋まってしまっているなんてことはよくありましたけど、最近はそこまで降らないですね。」とおっしゃってました。
今日も美味しいお料理と、お話をありがとうございました。
金沢に来ることがありましたら、また寄らせてもらいます。

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3日目
飛行機の時間までお土産購入。

私たちが金沢を後にする頃に雪が降り始める。
雪の兼六園も見てみたかった。
「今度は北陸巡りもしたいね。」なんて、話をしながら金沢を後にするのでした。