日常生活

植物のたくましさ1

このところ20℃を超えるような気温が続き、コートも必要ない陽気となりました。
暖かさを感じるのは人間だけではなく、植物の方が敏感にとらえています。
まだこれほど暖かくなるだいぶ前から、我が家の植物達は小さな新芽を出し、少しでも陽の当たる方へと枝を伸ばし始めていました。
植物が好きであれこれ購入していくうちに、この家での育て方が少しずつ分かるようになってきた様に思います。
残念ながら、私たちの注意が足りず枯らしてしまった植物もいくつかありました。

画像の植物は”リプサリス ケレウスケラ”という何かの呪文のような名前がついた多肉植物。
昨年購入したものの、私たちが夏の旅行に行っている間に部屋の環境が悪くなり、植木鉢いっぱいだった枝がほとんど枯れ落ちてしまったのです。
その残りの一枝なのですが、3月初め頃から少しずつ小さな芽を出し始め、今まさに生育真っ盛り。
“瀕死の状態からよくぞ生き返った!”という気持ちと、小さくともたくましい生命力を感じずにはいられません。

我が家の半分ほどは多肉植物になりますが、多肉植物がだめになる原因のほとんどは”水のあげすぎ”と”風通しの悪さ”にあります。
最初は程度が分からず、沢山あげてしまいがちですが一冬の間ほとんど水をあげなくても大丈夫なものもあり、個々に個性があるのです。

今の季節、相方と二人で『これも新芽が出たよ。』と新芽探しが日々の生活の中での小さな幸せになっています。