お仕立てに関する話

本日のお客様 (お直しのお渡しと寸法直しのご依頼)

世田谷区のN様。
夏にご夫婦でいらして下さいまして、ご主人の小千谷縮のお直しをさせていただきました。
その際に奥様の訪問着の身幅のご依頼をいただき、そのお直しを受け取りにいらしてくださいました。
奥様はお茶をされているので初釜などにお召しになれると思いますが、今のところお召しになる機会はないという事でした。
知り合いの結婚式に着ていこうかなとおっしゃっておりましたが、まだ招待はされていないそうです(笑)

今回は奥様の浴衣と紬のお着物を帯に仕立てたいというご依頼です。
帯のお仕立は専門の方に出すことになりますが、お受けしております。
浴衣は身丈を短くなさりたいというご依頼でしたが、身丈をどのくらいにするかは腰ひもを締める位置などでだいぶ変わってきます。
浴衣自体、丈を短く着るものですし、奥様は腰ひもを下の位置で絞められるという事なので、実際に裾を待ち針で仮止め試着していただく。
14センチ程短くするという事で長さを決定しました。
やはり、実際に羽織っていただく事が1番だと感じます。
来年の夏は着心地の良い浴衣をお召しになっていただきたいです。