雑誌 書籍

浴衣からきものへ

こちらの雑誌の編集に携わったお客様から頂いた雑誌です。

着付けの事はもちろん、お手入れの仕方、着物の購入の仕方、着物の産地など多岐にわたって構成されています。
イラストや写真で分かりやすく解説されており、これからお着物を始めようとされる方にもおすすめの雑誌です。

仕覆ものがたり@図書新聞

母の刊行物である「仕覆ものがたり」の書評が図書新聞で紹介されています。
『染司よしおか』の当主・吉岡幸男氏が書いてくださいました。

図書新聞は主に書評が掲載されている新聞で、書店、または図書新聞のサイトからも購入できます。

仕覆ものがたり

母・栁順子の本が発売されました。

私の言葉で説明するより、母本人が語っております。
栁順子Webサイトへ→ひきこもごも

作り手としての思い

先日の講演会の影響で、安藤忠雄氏の本を2冊購入。
あっという間に読んでしまった。
物を作る者として、私も共感すること多々。
そして、もっともっと頑張らなくてはいけないという思いが更に増しました。

和更紗文様図譜

仕事帰りに、新宿コクーンタワー地下のBOOK1stへ。
新宿にBOOK1stは(私の知る限り)3件あるが、ここが1番品揃えも良く、専門的な本も割とある方だと思う。
この店舗はB1,B2と2フロアあるのですが、B1フロアで2時間半超え。
お腹もすいたのでB2フロアは断念。おとなしく帰路につきました。

下記、本日購入品。

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発行所:株式会社クレオ
編著者:熊谷博人

稼げる資格 再び

リクルート社発刊、『稼げる資格2010下半期』に再び登場しております。
機会がありましたらご覧になってください。

「職人とは・・・」

献上博多織の技と心  白水社

人間国宝の小川規三郎さんの修業時代から今に至るまで、博多織の歴史から糸、染め、養蚕に関する事まで書かれています。
ご縁があって、小川さんとは1度福岡でお会いしたことがあります。とても気さくな方で私の稚拙な質問にも答えてくださいましたし、人間的な大きさを感じる方でした。
職人としての修業に関しては、私の修業時代とは比べ物にならないくらい厳しいものです。自分の親が師匠(親方)であるというから更に厳しかったのかも知れません。こんなことが出来る親なんて今はいないと思います。でもそれは愛情があってこそ出来るのかもしれないです。(詳しくは本を読んでみてください。)

職人として大事な事は人が教えてくれるものではなく肌で感じる事なのです。
しかし、現代人には1番難しい事なのかも知れません。昔なら誰でも感じていたような事が、便利な世の中になりすぎて、衰えてしまっているのは間違いない事でしょう。でも、でも1番こわいのは衰えている事にすら気付かない事なのではないでしょうか。
小川さんは、若手の織り手の育成にも力を入れておられます。さすがにご自分のお父様がした様な厳しいものではないかもしれませんが、一人でも多くの博多織の職人が育ってくれることを願います。

誰の為の仕事なのか

大工が教えるほんとうの家づくり 文芸春秋

なぜ大工の本?とお思いでしょうが、物を作ることの基本的なものは同じであると思いました。
本の著者の阿保さんは、無垢の木や自然素材を使い家を建てることの素晴らしさを教えてくれます。職人は感性を磨く事も大事であると言っています。阿保さんは設計までされていますが(木材の事を熟知している設計士、建築士はとても少く、設計をする大工さんも少ないのだそう)実際、本に出てくる家はどれも木の温もりが感じられるセンスの良い素敵な家ばかりです。いつかこういう方に家を建ててほしい!とまでは言いませんが、内装くらいやって頂けたらなぁと思います。窓枠がアルミサッシではなく木枠の建具であるだけで、家の雰囲気は温もりのあるものに変わってくるのです。
箇所に応じた適材と断熱材を使用すれば、流行りのソーラーシステムや床暖房も必要ないと言っています。それだけで工事費は抑えられるというのです。システムキッチンやユニットバスもしかり。目から鱗です。

“お客様の事を1番に考えて作る”このあたりまえの事を物を作る事を職業にしている者たちは忘れてはなりませんね。
お客様の為=自分の為なのです。肝に銘じます。

稼げる資格

2月15日に発売になりました、リクルート社発行の「稼げる資格」という雑誌に、和裁士として紹介されました。
和裁士に限らず、世の中にはいろいろな仕事があるんですね。見ているだけでも楽しいですよ!