文楽

文楽鑑賞教室@国立劇場

お客様に誘われて文楽鑑賞教室に。
私にとって文楽はまだまだ未知の世界。
鑑賞教室があるというのは初心者にとって、とてもありがたいものです。

演目は【二人禿】と【三十三間堂棟由来】
その間に解説が入ります。
解説は太夫、三味線、人形遣いについて。
どれも本当に基本的な事を面白く解説してくださったので楽しく見ることができました。

それにしても文楽鑑賞教室は若い方が多い!
鑑賞教室だからなのか、歌舞伎とは比べ物にならない位の年齢層。
そして外国人の方も割と多くお見かけしました。

私が初心者だからなのか、どうしても人形ではなく人形遣いに目がいってしまいます。
慣れていけばきっと人形だけに集中できるのでしょう。

また、これからも機会があったら鑑賞教室に行ってみたいと思っております。
そして三十三間堂棟由来に出てくる柳の精の”お柳”さんの着物の色はやっぱり柳葉色なのでしょうか。

杉本文楽

今日のETV特集
カメラマンでもある杉本博司さんが演出する『曽根崎心中』
観てみたかった、と率直に思う。

演出家が入る古典芸能は最近では珍しくは無いが、新しい演出であるからと言って演出家が古典を知らないわけではない。
日本の伝統芸能に演出家は殆どいないのだ。師匠や親から学ぶ(受け継がれる)ものなのです。
古典を知らなければ新しい物は作れないと、中村勘三郎さん、熊川哲也さんも言っておられました。

半蔵門な1日

本日は半蔵門にあるフレンチレストラン ARGOでランチ。
レストランからの眺望は、半蔵門のお濠から皇居が見渡せる素晴らしい空間。桜の頃はそれは素敵な景色になる事が予想できます。

その後、国立劇場にて文楽を観劇。実は今日が文楽デビュー。
昨日から演目の予習はしてきました!
演目は“菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)”という親子の別れを描いた作品。演目の後半では会場からはすすり泣く声も・・・
歌舞伎でも演じられているそうなのでこちらも機会があったら是非観たいです。
『人形』というフィルターを通して演じるという文楽。ちょっとハマりそうな予感。

そして行きも帰りも半蔵門線、と半蔵門づくしな1日でありました。