美術館・展示会など

いろいろな仕覆たち

母・栁順子が主宰しております『絲遊会』の習作展が10月6日(金)から表参道のART・IN・GALLERYにて開催されます。
お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。

↓ 詳細は下記にてご確認ください。

きものものの@神楽坂フラスコギャラリー

神楽坂フラスコギャラリーで開催中(10月28日~30日)の『きものものの展』に行ってきました。
作家の皆さまはもとより、お客様もアンティークのお着物がお好きな方ばかりが集まって、雨だというのにも関わらずとても賑わっておりました。
昔からの知り合いや久しぶりにお逢いする方、沢山の顔なじみの方々と、とても楽しい時間を過ごすことができました。

初日にお伺いしましたが、すでに作品が品薄の作家さんもいらっしゃいましたので、お目当ての物がある方はお早目にどうぞ。
1点ものでなければ、作家さんに頼めば制作してくださると思います。(多分)

画像は私の購入品で、ガラス作家の一條さんの指輪とビーズ作家の酒井さんの指輪です。
他に飯島桃ちゃんに刺繍ブローチの制作をお願いしてまいりました。
やはり、着物に合うかどうかで選んでしまいますね。

30日までの開催ですので、是非足を運んでみてください。

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神楽坂 フラスコギャラリー →アクセス
〒162-0825
東京都新宿区神楽坂6-16
TEL : 03-3260-9055

マダム絢子 着物コレクション@銀座 清月堂画廊

いつもお仕立てをご依頼いただいておりますお客様の小高絢子様。
今まで集めてきた美しいお着物のコレクションを展示販売されます。

お着物のごく一部ですがこちらでも、ご紹介させていただきます。
期間中に銀座に行かれる方は、足を運んでみてください。

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2016年10月20日(木)~22日(土)
銀座 清月堂画廊
東京都中央区銀座5-9-15 銀座清月堂ビル1F・2F
11時30分~18時30分

きものものの

今日からちょうど1か月後です。
主催者、作家の方々もほぼ知り合いなのですが、神楽坂のフラスコというギャラリーで展示会が行われます。
私もお伺いする予定です。

Facebookでも紹介しています→ハラマキand

↓展示会詳細

茶籠展

私の母、栁順子が主宰する絲遊会(かげろうかい)の生徒さんたちの作品展が表参道のART IN GALLERYで催されます。
お近くにお越しの際は、どうぞお立ち寄りください。

表参道 ART IN GALLERY

住所:渋谷区神宮前4-25-3
日程:2016年4月1日~2016年4月5日
時間:11:00〜18:00(最終日17:00終了)

きものモダニズム@泉屋博古館

いつもの如く、会期終了近くになりいく事に(笑)
というのも先月見に行く予定でしたが、体調が悪かったばかりにスケジュールが大幅に遅れてしまいました。

自宅からバスに乗り渋谷でまたバスに乗り継いで行く方法が一番のショートカット。
世田谷通りから青山通りをほぼ一直線の道のりです。

泉屋博古館は麻布通りから向かうと泉ガーデンの一番奥にありますが、エスカレーターを乗り継いで4階分位上にあります。
そう考えるとかなりの傾斜地に建っているのだと分かります。
そのエスカレーターを上がっていくと、何やら行列が見えてきました。
もしやこの展示会はそんなに混雑しているのかと、一瞬引き返そうとしましたが、向いにあるスウェーデン大使館の催しの行列だと分かりホッと胸をなでおろしました。
どうやらクリスマスバザーだったようです。

さて、泉屋博古館はちょうど良い混み具合。
銘仙を今見ると、華やかさだけに目がいってしまいますが、当時の若者はおしゃれだったのだと感心します。
以前、銘仙の事をアバンギャルドと紹介していた記事を目にしたことがありますが、まさにその通り。
もちろん銘仙と言えど、派手な物ばかりではなく地味なものもあります。
何にせよ、昔の着物を見る事が出来る展示会はなるべく行きたいなと思っております。

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アバンギャルドとは (※ファッションプレスより引用)
アバンギャルド(アヴァンギャルド)は「前衛、先駆け、革新的」の意。特に第1次世界大戦の頃起こった自然主義否定のアブストラクト(抽象主義)、シュール・レアリズム(超現実主義)などの芸術運動に見られた発想の自由を根底とする。ファッションでは大胆且つ独創的なデザインを指して使用していることが多い。

観月展@代官山ヒルサイドテラス

代官山ヒルサイドテラスで開催された、観月展に行ってまいりました。
今回は26、27日の2日間の開催。27日は中秋の名月でお月見がテーマ。

友人の刺繍士・飯島桃ちゃんや紀波さんともお忙しい中お話させていただく。
作家さんとの交流は刺激にもなります。

紀波さんの所で販売していたお菓子。
外箱共にとても可愛らしく早速購入!

大羊居・大彦 60年振りの兄弟展@5610ギャラリー

先日、ブログに書きました『大羊居・大彦60年振りの兄弟展』を観に行く。
展示されているお着物はどれも素晴らしい着物達なのですが、画像にある(撮影許可をいただきました)2点が特に目にとまりました。

敷石文様の訪問着。
さながら今で言うところのインクジェットで染められた様に鮮明で美しい染色。
そして2階から見下ろす様に描かれた構図に驚きます。
故・川端康成氏が娘さんの為に注文されたという説明もありました。
娘さんはどんな帯をしてお出掛になったのでしょうか。
想像するのも楽しくなるお着物です。

縫い取り御召の黒留袖。
御召の生地で黒紋付きがある事にまずは驚きましたが、その地模様には金糸と銀糸で波文様が描かれています。
結婚式などのお祝いの席では、招く方も招かれる方も第一礼装です。
最近の結婚式は割と砕けた装いになっている感がありますが、このお着物を見て気持ちが改まりました。
(生地感を確かめたい衝動に駆られましたが、触れる事はやめておきました。)

昨今の日本ではデザイン盗用などの諸問題で揺れておりますが、研ぎ澄まされた感性の持ち主は見えている映像も思考も違うのだと改めて感じます。

大羊居・大彦60年ぶりの兄弟展

昨年、七五三の三歳祝着のお仕立をさせていただいたS様(お母様)からメールをいただきました。
内容は大羊居・大彦の展示会が表参道で行われるという内容。
というのも、メールをくださったS様のお爺様が大彦の故・野口眞造氏なのです。
展示会をされるにあたって、私の事が頭に浮かびメールをくださったというから嬉しい限りです。

6月に大彦の展示会を東京博物館へ見に行ってきましたが、今回も是非観に行きたいと思っております。

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場所:ギャラリー5610 〒107-0062 東京都港区南青山5-6-10 5610番館
期間:2015.9月3日~8日 AM 11時~PM 6時 ※最終日はPM5時まで

詳しくは→ギャラリー5610

大彦展@トーハク

先日なぜ上野に行ったのかというと、東京博物館で展示されている大彦コレクションを見に行ってきました。
土曜日という事もあり、割と混雑はしておりましたが見れなくもない混み具合。
江戸時代の着物もありますから、退色や破れがある物も勿論あります。
どれも素晴らしいお着物揃いでしたが、仕立て上がった当時はどれほど色鮮やかだったのかと想像してしまいます。
この展示の中での私好みの着物は小さい野の花が全体に描かれた染の着物。今では薄いピンク色に見えますが、元々は茜色に近い色だったのではないかと思います。
それと、2点だけ展示されていた子供物。

つくづく昔の人は本当に小さかったのだなと思いながら見ていました。
現代だと七歳のお着物もこのくらいで仕立てたりします。
「身丈が小さいとお仕立が楽そうだな。」なんて考えながら見ていたのは私だけかもしれないですね(笑)

他に高円宮家の根付展ものぞき見。
軽い遊びの根付という感じではなく、本気中のヘビー級がずらり。

そういえば、皆様写真をバシバシ撮っておりました。
日本の美術館も写真OKになったのですね。
これが今日の一番の驚きでした。