その他

潔く

先日、作家の下重暁子さんがテレビに出演されていたので興味深く拝見。

その中で
「子供に遺産は残さず、自分で使い切る。」
と提唱しておりました。

何週間か前に、高須クリニックの高須院長も同じことをおっしゃっておりました。
「自分が死ぬ時にお金がゼロになるのが理想。それでも残った分は全額寄付する。」

自分で稼いだお金ですから、自分で使い切る。
私もそう思います。

お金への考え方って、その人が顕著に現れるものの1つだと思っています。
この方々、奇しくも私の好きな方だったので面白い偶然だなと思いました。

手紡ぎ・草木染ペルシャ絨毯 ミーリー工房展@シルクラブ

母に誘われ、シルクラブのミーリー工房展を見に行くことに。
『見たら欲しくなるかも。』の欲望が出ないことを祈りつつ、沼袋のシルクラブさんへ。

まだ雪の残るお庭を通り、入口へ。
玄関を入った正面にかかっていた、藍染めのキリムにパッと目が行く。
先日も書きましたが、藍染めにとても心惹かれます。

そのキリムを横目に見ながら、本展のペルシャ絨毯を見ることに。
いかにもペルシャ絨毯という文様から、水彩画のようなパステルカラーの並んだ物、羊の原毛をそのまま使ったザックリとした味わいの物まで色々ある。
ミーリー工房は世界で5か国でしか取引をしておらず、日本でも取引先は限られているとの事。
その染や織の手仕事の大変さを、見るからに中近東の顔立ちの女性が説明してくれた。
茜や藍を重ねて色の濃淡を出し文様を紡いでいく光景はどこの国にも形は違えどあるのではないだろうか。
そして文様の1つ1つに意味がありそれが分かればもっと楽しいだろうなと、また自分に課題が与えられた気分になる。

一通り見て回ったところで、オーナーのお嬢さまがいらして下さり、丁寧に絨毯の説明をしてくださった。
そして『これは本当に素敵なんです。』と、あの最初に目に留まった藍染めのキリムを窓辺まで持ってきて、自然光にあてて見せてくださった。
その窓辺に置かれたそのキリムはとても美しく、心がググッと動いてしまった。
相方には相談なく購入してしまったけれど、絶対に気に入ってくれるという自信があった。

シルクラブさんの窓辺に置かれたキリムはそこにあった方が絵になるかもしれない、という程はまっていたけれど、我が家にきても長く愛着を持って使っていきたい。

久留米絣

本日は、同じ町内からいらして下さったご近所様です。

お母様から頂いた、久留米絣の反物を何かにできないかというご依頼。
久留米絣は主に藍染めの綿織物で、普段着用のお着物です。
ご主人の甚平、娘さんのお着物なども検討されましたが、どちらも裄が取れないという事で、最終的にはご本人の浴衣に落ち着きました。
昔の反物は巾もさることながら、丈(長さ)も短いのです。
それほどに、日本人の体形は変わってしまった事が分かります。
今回は水通しの縮みを考慮して、身長が155㎝のご本人のお着物になりました。
とても着心地の良いお着物になると思います。
藍染めの生地は私個人的に大好きな布です。

久留米絣の素敵なサイトを発見しました。→kurume kasuri textile

マグカップ入荷

先日、相方がマグカップを買ってきてくれた。
なぜ買ってきてくれたかというと、我が家にはマグカップが相方所有の1つしかなく、いつも私が彼のマグカップを使っているからである(笑)
このマグカップは美濃焼のリサイクルで作られているグリーンライフ21という不用食器を粘土に戻して食器として再生するプロジェクトなのだそう。
ロゴも可愛い。

奈良土産

今月中旬まで奈良で開催されていた『正倉院展』
お義母さんは毎年観に行っていて、先日お土産をいただきました。
それがこの針山。
正倉院で売っているわけではないと思うのですが、この器の柄といい大きさといいとても可愛いらしい。

正倉院展の話をきいていると、観に行きたい衝動に駆られる。
図録だけ見させていただいたけれど、どれも本当に可愛らしい。
お義母さん曰く、『オリジナルは素朴でおおらか。』
デコラティブな物は私もあまり好きではない。

正倉院展は時間があれば行きたいところですが、人生これからの楽しみにとっておこうと思う。
というか全部見るのは何年かかるのだろうか。

額装 『漆額』

先日、“手しごとの夏展”で購入した際に包んで頂いた猫の墨絵。
とても気に入ったので額装してしまいました。

こちらの漆額はengakuさんの作品。Webサイトから購入できます。
自立するタイプでどこにでも置けるので使い勝手が良いです。(壁掛けにも出来ますよ。)
この額のアンティークのような風合いを感じさせる佇まいがとても気に入っています。

良い額装とは、飾る物をさらに引き立たせる力を持っているのです。

  

日本橋でお買いもの↗

日本橋三越で開催中の“手しごとの夏展”に行ってきました。

日本刺繍作家の飯島桃子さんの作品を始め皆さんセンスの良い物を作っています。
日本橋三越 本館5F スペース#5・リビングステージ
7月26日(火)まで開催。

今回はアトリエkinamiさんで扇子を購入。(下記に画像有)
表具にも使われている和紙でだそうで、水にも強いという事。
でも何が気に入ったかというと、扇子の色。飾ってある中で目があってしまった(笑)
薄いからし色というか薄い黄土色と言うか、何とも言えない微妙な色合いが日本の色の特徴ですね。

そして、お昼はコレド室町で桃ちゃんとランチ。
和食と一緒にビールをいただく。おいしー!

その後、1Fの箔座 日本橋をうろちょろしていたら買ってしまった!ネックレス(笑)
アクセサリーだけでなく、バッグやなぜかドレッシングまで売ってます。
桃ちゃんもしっかり小物を買ってたけど(笑)

で、感心するのが簡易包装。
簡易包装と侮るなかれ。そのかわいさとセンスの良さ!感心します。

買い物って活力になります!

TOKYO AWARD Design & Art

日曜の深夜0:35~テレビ東京で放送しているTOKYO AWARD

ある特定の人物をフィーチャーして紹介する番組はいくつかある。
ゲストによって「今日は見なくてもいいか。」と思ったりもするのだが、このTOKYO AWARDはゲストに関係なく殆ど観ている。
“そういう系”の番組は大体がドキュメンタリータッチでナレーションが耳障りの良い事しか言わない(気がする)。私みたいに物事をちょっと斜めから見ている様な人物からすると『ちょっとカッコよく言いすぎ(撮りすぎ)じゃない?』と素直に受け取る事が出来ない(苦笑)
簡潔にいうと“作られた人物像を見せられている感”がどうしても払拭しきれないのだ。(私の性格のせいかも・・・)
でもこの番組は“基本、本人が自ら解説”の番組。そこが好き!
日曜深夜に放送しているのも、テレビ東京で放映されているのも私好み。
ゲストトーク以外のコーナーも〇。今日は梅酒のボトルはまだ確立した形がないという話に『そーいえばそうだよね。』と・・・
海外で販売されている梅酒のボトルはまるで化粧水のボトルの様でした。デザイン1つでイメージがこれほど変わるのかと自分が固定観念で固められてしまっている事に気づかされる。