お客様

目黒区S様 大島紬お写真

目黒区のS様が、ご着用のお写真を送ってくださいました。ありがとうございます。
こちらのお着物は6月3日のきものLaboでご紹介させていただきました。

S様はフラメンコをされているのですが、このお写真は観に行かれた時に撮影なさったそうです。
着付けのお稽古もお着物で通っているそうなのですが、最近の暑さでとうとう断念されたそうです。

帯は北欧の生地からお仕立てされ、帯揚げや帯締めのお色が効かせ色になり、素敵な着こなしをされていると思います。
大島のお色も爽やかなので、5月から6月にかけて楽しめるお着物ですね。
10月頃も秋のコーディネートを存分に楽しめそうです。
さすがに気温が30℃近くになると、単衣も暑く感じますが長襦袢などは麻でも問題ありませんし、少しでも涼しくいたいものです。

これからもフラメンコとお着物、楽しんでください!

三歳 ヘアメイク

昨日から引き続き、Iちゃん。
ヘアメイクは私がずっとお願いしている清水さんにお願いすることになりました。
T様とご相談の上、日本髪風のアレンジに決定。

出張も引き受けてくれますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
清水さんは、銀座の美容院で働いています。

清水章代さん Facebook

祝♪七五三

【目黒区T様とIちゃん】

先日、お仕立てしました七五三のお写真を送っていただきました。
好天に恵まれ、明治神宮へご家族でお参りされたそうです。
お母様とのお写真を撮ったのはご主人様でしょうか。やはり、ご家族が映したお写真が1番いい笑顔ですね。

「おしとやかな感じの写真はなく、どれもあんみつ姫みたいで・・・」
と、おっしゃっておりましたが三歳のお子様ですから元気がない方がおかしいのです。
Iちゃんのお写真は、どれも元気いっぱいで見ている方にも元気をくれます。

お着物はやはりお召しになる方がいて初めてその良さを発揮するものだとつくづく思います。
お出かけ、普段着、礼装など色々な用途はありますが、箪笥の肥やしにせず楽しんでいただきたいです。

採寸から試着の様子はこちらから→日記

   

個人的には後姿のお写真が好きです。ほっぺが落ちそう♪

お直しする価値

これからお着物を着てみようかな、もしくはまだまだ初心者で、という方々の質問で1番多いのが
「これってお直しする価値がありますか?」
お直しする価値が有るか、無いか。
それの意味する所は、着物自体の価値が有るか無いかという事なのだと思うのですが、それはご本人にしか分からない事なのです。
高かったから、作家物だからお直しする価値があるわけではありません。

こう考えれば良いと思います。
『本当にその着物を着たいか。』

例えば、形見で譲り受けた着物。
傍目から見たらボロボロに見えます。
ですが、ご本人にしたら「なんとかして着たい!」という方もいらっしゃいます。
そういう方には本当に力になってあげたいと思います。

最初のうちは、『着物を着る』という事が楽しくて色々購入してしまうかもしれません。
ですが、時間が経つにつれ1枚1枚吟味して購入するようになると思います。
着物を見る目と自分の趣味が固まるのには少し時間がかかるかもしれませんが、それも勉強と割り切って。

気に入って買ったのにあまり着ない・・・
なんて事が少しでも無くなる様にしたいですよね。

男物 コート風

【神奈川 W様 男物コート】

男物のコートと羽織が合体した様なコートです。
こちらもお客様のご依頼でお仕立しました。

・ロングコート
・袖付けが全て閉じつけてある
・足さばきが良い様に、脇にスリットを入れてほしい
・ポケットを付ける
とのご要望。

出来上がった時はとても気に入って頂いて、ご自宅へ納品した際にお写真を撮らせて頂きました!

お客様のニーズは多種多様です。
色々なご要望にお応えしたいと思っておりますので、「こういう物を作ってほしい。」というご要望もお受けしております。

桜吹雪 訪問着

【東京都 江東区在住 Y様】

前回アップした総絞り訪問着と同時にこちらのお仕立ても依頼して頂きました。
夜桜が風に舞い散る情景がとても豪華に描かれています。

桜は日本を代表する花ですが、よく「桜の咲く季節しか着れませんか?」と質問されます。
基本的には桜に限らず、季節物は先取りが粋とされます。桜が満開の時に桜の着物を着るのは少々野暮かもしれません。
ですが「桜の着物を来て出かけましょう!」という機会があった場合、それが桜の終わりかけの時期だったとしてもお断りするよりもその状況に合わせてお召しになって頂く方がかっこいいでしょう。

日本料理にも “先取り” “旬” “名残” がある様に、季節感を楽しむ(感じる)という事が日本人の素晴らしい所だと思います。
季節を考えながらお着物や帯を選んでいくのも楽しいものです。

 

大島切り継ぎ

【長野在住 K様】

以前、お仕立した大島の切り継ぎのお着物をお召しになって、お写真を送って下さいまし た。 やはりお着物は人が来て本来の美しさが出るのだと思います。お着物をお召しに なったたたずまいも本当に美しいです。 こちらのお着物をお仕立した経緯をお話します …私の手元に届いた時は、「果たしてこの着物を仕立てられるかどうか・・・」と、不安に思ったものでした。画像では分からないと思いますが、生地のピースを柄合わせをしながら継ぎ合わせて反物にする所から始まりました。少しずつ形になっていった時の喜びは、仕立てた私にも力になるものでした。もちろん、出来上がってお渡しして喜んでもらえる事が1番です。世代を超え、受け継がれていけるのも着物の魅力の1つだと実感したお仕立物になりました