木綿地

ピエールカルダン浴衣

【世田谷区S様 浴衣】

日記の方で先にご紹介させていただきました、ピエールカルダンの浴衣です。
私個人的には、クジャクの羽の様なイメージでしたが、見る方によって捉え方も様々なのではないでしょうか。
オレンジが効いていてとても素敵な浴衣だと思います。
いつも思うのですが、着物だけで見るよりも、やはりお召しになっているお姿の方が断然素敵です。
お召しになっている方の個性も出ますので、そこが面白いのかもしれませんね。

 

有松鳴海絞

【目黒区K様 有松鳴海絞】

木綿地のお着物ですが、この生地は浴衣というよりはお着物に近い気がします。
半衿を付けて名古屋帯を締めてお召しになった方がしっくりいきそうです。
とは言っても普段着ですので、気軽な小紋という感じでしょう。

摘む、括る、縫うという技法でこれほど多様な文様を描いてしまうのは簡単ではない作業です。
シンプルな作業の積み重ねが素晴らしい文様を作り上げていくのです。
絞りといっても、中には付下の様に柄が合う物もあります。

絞ですので居敷当てを付けてお仕立てしました。