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2021-01-20

ある日のお客様@着付け師採寸

昨年の着付け師採寸にいらして頂きましたH様です。
今までは柔らか物を主にお召しになっていらしたそうですが、これからは紬も着ていきたいという事でした。

紬と柔らか物では着用感が変わります。
柔らか物と一口に言っても鬼縮緬などの生地になれば、かなりの重量と垂れる感じを実感されると思います。

採寸にいらして頂く時は、いつもお召しになっているお着物で採寸をさせて頂きます。
そのお着物をお召しになるとどういった感じになるのかを拝見したいのと、その寸法でお召しになっているとどのような感じになるのかが分かるからです。

衣紋の抜き加減や裾線も重要です。
お着物を始めたばかりの方は、お着物をお召しになる事は出来てもその辺りが毎回同じようにはお召しになれないものです。

今までご自身ではあまり考えて着付けしていなかった方も、着付け師にきれいに着装してもらう事で改めてご自身の目指す着姿を考えるきっかけになればいいなと考えています。

着付け師採寸コースのご依頼ありがとうございました。