2018-01-10
菊文様の羽織
【台東区I様 菊文様の羽織】
昭和の初め頃の生地でしょうか、菊文様の羽織をお仕立てさせていただきました。
頂き物だという事でしたが、最初に拝見した時はかなり小さい羽織でした。
しかし、縫い代と裾返しが割と沢山入っていた為、I様の寸法にお仕立てすることが出来ました。
洗張後にはきれいな反物として蘇り、再度羽織としてお仕立て直しが出来る状態となりました。
昔のお着物はやりくりすることを必ず考えて仕立てられています。
それが『日常に着る』という事なのだと思います。
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