2019-02-17
遠山に桐文様の黒留袖
【目黒区O様 遠山に桐文様の黒留袖】
お母様がお持ちだった黒留袖のお仕立て直しをさせていただきました。
黒地の部分は経年の退色がありましたが、特に汚れもなく良好な状態でしたが
遠山の白い柄の部分に『あく』が出ておりましたので胡粉の加工と、家紋の入れ替えもさせていただきました。
息子さんとお嬢様の結婚式にご着用されたいという事です。
保管状態がよければまた次の世代でもお召しになれますので、それが着物の凄いところだと思います。
黒留袖は一度しか着用しなくても必ずメンテナンスしてからしまって下さい。
これが一番重要かもしれません。
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