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2019-02-20

2月17日の着付け師採寸コースの様子

全てのお客様を掲載できませんが、なるべく掲載させていただこうと思っております。

2月17日の着付け師採寸コースの様子です。
着付け師が着付けてしまうので寸法が合っていなくてもきれいに仕上がってしまう事が難点でもあります(笑)
お客様にもお話していますが、楽にきれいに着付ける為の寸法です。
寸法が合っていてもきれいに着られない方も実際にはいらっしゃるのです。
着付けのスキルも上げていかなくては美しい着姿にはならないのです。

前回も書きましたが、松田はほぼ補正はしません。
補正をしなくてもきれいに着付けられるからです。

皆さま『補正をしなくてはいけないと思い込んでいる症候群』なのです。

世の中にはきれいな着姿の女性の画像と共に
『この補正具を使ったらこんなきれいな着姿になります』
といった物があふれていますがそれが万人に当てはまるものではないという事を私たちは知っていなくてはなりません。
楽に簡単に着たいという思いから購入してしまうのだと思いますが、その補正具によって実はきれいに着られなかったり、太って見える原因だったりもするのです。

↑話に熱が入り、自分でも着物を着て説明する松田

他に、ご姉妹でいらして頂いたお二人はお着物を共有されていたそうですが、これを機会に個々の寸法を知ってお仕立てをしていきたいという事でした。
見た目にも体型が違うお二人でしたので同じ寸法は難しいかなと思います(笑)
「着物を着ていくほど寸法が大切なのだという事を感じます」とお話されていました。
なで肩に見せたい、適正な裄の長さ、補正のお話等々色々お話させていただきました。
裄の長さはお好みもありますのでできるだけご希望に添うようにさせていただきますが、それによってほかの寸法が変わってくる場合があります。
着物の寸法は色々なところが密接にかかわっているのです。

話が弾んでくると後からあれもこれもとなっていきます。
いらして頂く前にこれは聞きたいというご質問を考えてきていただけるよいと思います。