toggle
2020-12-01

春秋文様の附下

【杉並区O様 春秋文様の附下】

前回と同じくO様のお仕立物です。
春の桜と秋の菊が描かれた附下です。
3枚続けてO様のお着物を掲載させていただきましたが、3枚全ての八掛を京都浅見さんのぼかしの別染めでご注文頂きました。
浅見さんの生地は丈夫で裾さばきがよいので指定される方は着心地が分かっていらっしゃるのだと思います。

お色はお着物と共色でご注文頂きましたが、寸分たがわぬ誤差で上がってきます。
染を何度かお願いした事のある方ならお分かりかと思いますが、職人さんの腕で出来上がりがだいぶ変わります。
『ここ!』と思うところに染に出さないと残念な結果になってしまう事もあるのです。
着物関係の事は最終的には京都になってしまうのだと以前言われたことがありますが本当にその通りだと思います。
私も着物の染は京都に出しております。

  

タグ: