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2020-12-13

紅花染めの紬

【世田谷区S様 紅花染の紬】

淡い桃色の紅花染の紬をお仕立てさせていただきました。
いらして頂いた時にお着物姿のお写真を見せて頂く事があるのですが、S様もお写真を見せてくださいました。
普段から素敵なS様なのですが、お着物をお召しになったお姿はまた別のお姿があるというか、更に素敵になっておられました。
舞をされているとの事でその画像だったのですが、お化粧もキリっとしていていつもお会いしている優しい雰囲気のS様とはまた違った一面でした!
また素敵なお写真お待ちしております。

さて、お仕立てのお話です。
八掛は京都浅見さんお真綿紬を若葉色に別染めいたしました。
春のイメージでお付けになられたのでしょうか。
素敵な組み合わせだと思います。
今回はこちらのお着物と小紋の計2枚、お仕立てをご依頼頂きました。

お客様に別染をお薦めする事があるのですが
「そこまでこだわってはいないので。」というお返事を頂くことがあります。
別染めというと特別な事の様に思われるかもしれませんが、八掛はお着物の印象を決める大事なポイントなので気に入ったお色が無ければ別染めすることをお薦めしています。
気に入らないお色で組み合わせて、いざ仕立てあがってみるとやはり気に入らないという方もおられます。
再度八掛を交換とならない様にお色選びをしてください。

  

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