toggle
2021-04-06

水辺文様の紬訪問着

【福島県A様 水辺文様の紬訪問着】

こちらも前回と同じくA様のお仕立物です。
今回もお仕立て直しになります。
裾に岸辺、膝辺りに波打ち際、肩山に向かうほど沖になっていく配置になっています。
波打ち際のぼかしから海へ向かって群青色になっていくお色もとても美しいなと思います。

前回の京友禅は袖丈長めでしたがこちらは1尺3寸(約49センチ)、袖丸みは2寸5分(約9.5センチ)でお仕立て致しました。
丸み2寸5分は元禄袖と言って今でもこの寸法でご指定いただく方は一定数いらっしゃいます。
もしかしたら大きい袖丸みを総称して元禄袖というのかもしれません。
紬にされる方が多いかなと思います。

元々のお仕立てでは柔らか物用の八掛がついておりましたので、すっかり縮んでしまっていていわゆるフクロになっておりました。
そこで洗張りからお仕立て直しをお薦めさせていただきました。
八掛も縮みにくい物に交換してのお仕立て直しです。
(※全く縮まないという訳ではありません。)
お仕立て直しをする事で寸法もご自身のサイズに近くなりますし、新品同様になります。
また新たなお気持ちでお召しになっていただけると思います。

お仕立て直しの時はお着物を見直すチャンスですので、少し手をかけてあげて頂けると良いと思います。

前回の京友禅のお仕立て、今回の紬訪問着、コートのお直しと3枚ご依頼頂きました。
そしてまた訪問着のご依頼を頂いております。
ご依頼ありがとうございます。

  

タグ: