2021-04-14
ある日のお客様@着付け師採寸
着付け師採寸にいらして頂きましたS様。
この日は古武術のお稽古の日という事で、稽古着でいらして頂きました。
もちろん今回は普通のお着物の採寸です。
普段にお召しになりたいという事で木綿のお着物で採寸を始めていきます。
どういったシチュエーションでお召しになるのかも重要な要素の1つです。
お茶席でお召しになるのか、趣味でお召しになるのかなどです。
『どういう風にお召しになりたいか。』
を考えて頂きたいなと思います。
例えば、ゆとりがほしいのか、フィット感重視なのかなどでも構いません。
ただ、いつも一定に着付けが出来る方はほぼおられませんので、少々の誤差は許容しておかなくてはいけません。
いつも同じように着用するには、着付けのスキルを上げる事も必要です。
S様は補正のベストに布を追加できるタイプの物を使用されておりましたので、追加の布は必要ないですとお伝えしました。
万人に合う補正具はありませんので、誰かが良いと言ってもそれが自分に合うのかは別問題です。
しなくてもよい補正をしてしまうと、逆に逞しい体型になってしまいます。
お客様とは雑談を交えながら、色々お伺いしていきます。
緊張しない様に楽しく進めていく様に心がけております。
着付け師採寸にいらして頂きましてありがとうございました。
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