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2021-11-04

ある日のお客様@着付け師採寸

着付け師を目指していらっしゃるというA様。
ご自分の寸法の確認をされたいという事でいらして頂きました。
まずは自分の寸法を確認してご自分の着付けにも役立てたいのだと思います。
ご自分の着付けはもちろん出来るA様ですが、人に着せてもらうと自分のやり方とは違った感覚があるのではないでしょうか。

頂き物のお着物が多いというA様。
自分よりも年上の方から頂くお着物は寸法が小さい物です。
寸法を出しておけば、お直しをする目安としても役立ちます。

全てのお着物をお直しする必要はありませんが、『これは!』というお気に入りのお着物はお直しをお薦めしています。
細かい部分直しを何度もしているよりも全てお直しした方がコスパもよく、お直しを思い立った時がそのお着物を見直すチャンスなのです。
古いお着物は糸が弱っているので、糸を交換するという事も意味があります。

部分直しがよいのか、お仕立て直しがいいのか判断に迷ったらご相談下さい。
不適当なお直しやお仕立てはしておりませんので、そこはご安心下さい。