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2021-12-08

衿回りの重要性@着付け師採寸

まだ『標準採寸』という採寸をしていた頃にいらして頂いたO様。
体型が変わられたという事で『着付け師採寸』にいらして頂きました。

まずは、いつもの様に裾線もちゃんと決めます。
皆さん、なんとなく裾線を決めている方が多い様に感じます。

腰ひもの位置も重要です。

寸法も大事ですが、同じお着物でも着付けにより見え方が変わるのでしっかりと着付けも勉強しましょう。
標準採寸の寸法でお仕立てしましたお着物でいらしてくださったので比較が出来ました。
左がbefore、右がafterです。

衣紋が抜けませんとお話されていたのですが、確かにその様になっておりました(笑)
着付け師が着装するとちゃんと抜けます。
着物の寸法だけで全てが解決するわけでもないので、やはり着付けの練習も必要です。

左側がご自身での着付けです。
首回りが窮屈そうなのと、胸回りがどうもスッキリしません。
右側の着付け師の着付けですと、写真の角度も若干あると思うのですがほっそり見えます。
首が出ている事と、衿回りのスッキリ感が違います。

着付けもしっかり勉強できるようにとレッスンを考え中です。