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2017-01-29

スラウェシ島トラジャ族絞りの羽織

【千代田区O様 スラウェシ島トラジャ族絞りの羽織】

インドネシア、スラウェシ島のトラジャ族の絞り染めの布を羽織にお仕立ていたしました。
木綿の生地に染められた絞りの文様は祭礼用に使われていたといいます。

羽裏に使用した布はオールドバティックですので、図らずもインドネシアのコラボレーションになりました。

今回は絞りの表地の生地を2枚使用。
羽織は着尺よりも短くてもできますが、普通に裁断するとほぼ着尺と同じくらいの長さが必要です。
表地の大きさ、裁断の仕方、柄の出し方によりだいぶ用尺が変わりますのでまずはご相談からになります。

下の画像はO様宅にお伺いした際に、出来上がりのイメージをお伺いした時のものです。

 

先日お会いした時は、珊瑚の羽織紐を組み合わせていらっしゃいました。
珊瑚の朱色が映える美しいコーディネートです。

「お着物は沢山あるけれど羽織が無い。」との事でもう1枚羽織のお仕立てをご依頼いただいております。
次回は日本の紬ですが、出来上がりを楽しみにお待ちいただければと思います。