4月2017

ラオス木綿の単衣

【港区K様 ラオス木綿の単衣】

ラオスの木綿で単衣のお着物をお仕立ていたしました。
ざっくりとした、やや厚手の木綿。といった感触です。
『異国の布』と強調しすぎないので、コーディネートも難しすぎず、お召しになる楽しさが倍増しそうですね。

 

絞りと刺繍の訪問着

【港区K様 絞りと刺繍の訪問着】

帽子絞りに刺繍が施された豪華な訪問着をお仕立てさせていただきました。

お子様がインターナショナルスクールに通われているK様。
こちらのお着物は学校のチャリティーのイベントでお召しになるそうです。
チャリティーや寄付という感覚は欧米ではごく日常的です。
インターナショナルスクールは様々な国の方がいらっしゃるので、自分の民族衣装を着る日などもあったりと、純日本育ちの私としてはK様のお話しはいつも楽しくお伺いさせていただいております!

また、楽しいお話を聞かせてくださいね。

  

大彦 水辺風景 色留袖

【大田区K様 大彦 水辺風景 色留袖】

大彦、野口彦太郎作の色留袖です。
色留袖と言っても比翼付きではありませんので、訪問着としてのご着用となります。
柄合わせをすると、身幅が大きくなってしまうので脇の柄はおかしくない程度にずらしてお仕立てしております。

大彦のお着物は、静かな風景画から驚くほど大胆な構図まで本当に沢山の意匠があります。
何年か前に東京国立博物館の大彦コレクションを見に行きましたが、今見ても心動かされる素晴らしいお着物の数々でした。
江戸時代から平成の現代まで人々の心に響く魅力的なお着物を製作されているという事は並大抵のことではありません。
これからも途切れる事無く、続いていってほしいと願います。