宗廣佳子作 紬
【新宿区G様 宗廣佳子作 紬】
郡上紬を復刻させた故・宗廣力三氏を父にもつ宗廣佳子氏の作品です。
佳子氏は郡上紬ではなく、長野県で信州紬を制作されております。
附下調に織られた紬はお召しになる方を引き立ててくれそうな気品を感じます。
G様がどんなコーディネートでお召しになるのか想像するのも楽しみです。
女物
【新宿区G様 宗廣佳子作 紬】
郡上紬を復刻させた故・宗廣力三氏を父にもつ宗廣佳子氏の作品です。
佳子氏は郡上紬ではなく、長野県で信州紬を制作されております。
附下調に織られた紬はお召しになる方を引き立ててくれそうな気品を感じます。
G様がどんなコーディネートでお召しになるのか想像するのも楽しみです。
【大田区K様 久呂田明功作 辻が花訪問着】
東京友禅、久呂田明功氏の辻が花訪問着です。
久呂田氏は鬼シボ縮緬に染められることが多く、それが特徴の1つにもされています。
仕立て上がったお着物をこうやって衣紋にかけて見てみると、存在感は抜群です。
こういったお着物は皆さまどちらに着て行かれるのだろうと思いをはせて縫っております。
先代の久呂田明功氏が浦野理一さんの図案も描かれていたといいます。
そういう目線で見ると、当たり前ですが似ていますね。
【大田区K様 松井青々 蝋吹雪染め 羽織】
季節が過ぎるのは早いもので・・・とはよく言ったもので、私は自分のサイトを更新する時に感じます。
自分のサイトを更新する際に『こんなに更新していなかったっけ?』と気付くことが多いです。
さて、今回は京友禅の松井青々氏の羽織です。
蝋吹雪染という技法で染められた羽織です。
蝋吹雪、撒き蝋などと呼ばれたりしますが、筆に蝋をつけそれを飛ばしていくというろうけつ染めの加工の一つです。
蝋が吹雪の様に飛び、その部分が防染され染まらないという事になります。
羽裏の『青々』文様が雪の結晶の様に見えて、図案にも凝っているのが分かります。
芹澤銈介氏の附下小紋を2枚お仕立てさせていただきました。
草花文様のお着物は4月、小川紙漉村文様は9月末にお渡しいたしました。
N様の寸法には少し足りませんでしたが、「着付けで何とでもできますから。」とおっしゃっていただきました。
先日、N様とお話しさせていただいた時には「着物の落ち感がとてもいいです。」とのお言葉をいただきました。
生地によるところも大きいとは思いますが、大変うれしいお言葉です。
因みに生地は昔の濱ちりめんで、とても硬い生地。
柔らか物とは名ばかりです。
【芹澤銈介 草花文様 附下小紋】
【芹澤銈介 小川紙漉村文様 附下小紋】
【港区S様 小紋3枚】
小紋3枚をご依頼いただきました。
お母様がお召しになっていたお着物のお仕立て直しですので、サイズが少し足りなかったところもあるのですが、そこはS様の着付けの腕前でカバーされると思います。
お届けした際には「久々に見たらやっぱり派手ですね。」とおっしゃっておりましたが、S様にはお似合いのお着物だと思っております。
私の七歳の七五三もこのような生地の小紋柄で仕立ててもらいました。
光沢のある生地なので、それだけでも華やかに感じますね。
【几帳柄小紋】
【蝶々柄小紋】
【花車柄小紋】
【杉並区O様 水玉柄 久留米絣】
最近、久留米絣の可愛らしい柄が増えてきました。
文様は時代と共に変わっていくものだと思いますが、昔ながらの文様、最近は企業とコラボした反物など色々販売されており、購入者にとってはありがたいですね。
なにぶん、気軽に着用できることが一番ではないでしょうか。
今回はご自宅で洗えるように水通しをし、居敷当てもお付けしました。もちろん居敷当ても水を通しています。
柄の出方も『水玉がなるべく目立つ様に。』とのご注文がありましたので、なるべく柄が欠けない様にお仕立てさせていただきました。
【川崎市T様 京紅型振袖】
京紅型の振袖をお仕立てさせていただきました。
元々は京都出身のお母様が成人式にお召しになったお着物で、お嬢様の為にお仕立て直しをしたいというご希望です。
ですが、お嬢様の身長は175センチ!
最初は接ぎを入れないとお仕立てできないかとも思い、お嬢様にも何度かご足労いただき採寸をさせて頂きましたが、最終的には身丈いっぱいでぎりぎりお召しになれそうでしたので、ホッといたしました。
こうやって、お母様がお召しになったお着物をお嬢様がお召しいただけるという事は本当に素晴らしいことだと思います。
【大田区K様 百合文様紗羽織】
夏に羽織は「暑い!」と思われるかもしれませんが、エアコンがきいている場所などで、意外と役に立ちます。
K様の場合は寒さ対策というよりは、羽織を着ている姿の方がお好きなのだと思います。
着姿までこだわりがあるのはさすがです。
【中村かをる様 蝶々と藤の小紋】
HP休止中にお仕立てしたものですが、中村さんのブログで(だいぶ前ですが)ご紹介いただいております。→中村かをる創作帯屋
アンティーク好きの中村さんらしい1枚です。
アンティークの魅力はやはり、今の物にはない文様と柄の大胆さなのではないかと思います。
昔のお着物はお仕立てするには、難しかったりすることもあるのですが、出来上がってしまうとそれを上回る充実感があります。
存在感は抜群ですね。
世田谷区N様 雪輪小紋
雪輪文様がお好きだというN様。
N様に限らずこの文様がお好きな方は多いのではないでしょうか。
N様は身長がお高いので(168センチ)、上前衽の柄をやや高めに配置しております。
飛び柄の小紋の場合、柄に配置には気を使います。特に上前の柄出しは、その方の身長により変えていかないとおかしなバランスになるので大きなポイントになる所です。