琉球紬
【世田谷区K様 琉球紬】
琉球紬のお仕立物です。
お花屋さんを経営されているというK様はとても元気で明るいお方です!
そんな方が沖縄の反物をお召しになるのは、私の中でピタッとはまりました。
大島の様なサラリとした感触が気持ちの良い琉球紬。
お召しになった画像も送ってくださり、とても着心地が良いとおっしゃって下さいました。
何よりもうれしいお言葉です。
また、ご依頼いただければ嬉しく思います。
紬
【世田谷区K様 琉球紬】
琉球紬のお仕立物です。
お花屋さんを経営されているというK様はとても元気で明るいお方です!
そんな方が沖縄の反物をお召しになるのは、私の中でピタッとはまりました。
大島の様なサラリとした感触が気持ちの良い琉球紬。
お召しになった画像も送ってくださり、とても着心地が良いとおっしゃって下さいました。
何よりもうれしいお言葉です。
また、ご依頼いただければ嬉しく思います。
【杉並区O様 本場結城紬】
黄朽葉(きちくば)色、無地の本場結城紬です。
雨コートのお仕立とご一緒にご依頼をいただきました。いつもありがとうございます。
無地の結城紬は活躍する場も多く、何よりもとても暖かいのがうれしいお着物です。
暖房設備の効いた現代社会では暑いくらいです。
ですが、風合いと暖かさと素朴さを兼ね備えたこの布のパワーは物凄いもの。
まだまだ人気は衰えません。
【世田谷区H様 クリスマスカラーの雪ん子銘仙】
クリスマスカラーの雪ん子銘仙です。
水玉模様は雪ん子絣と言われ、昔から愛されてきた文様です。
私もいくつか雪ん子絣を見ましたが、これほどクリスマスシーズンにピッタリな絣は初めてです。
サンタクロース柄の帯をついつい持っていきたくなります。
可愛らしさもありますが、コーディネート次第でグッと大人の雰囲気にもなるお着物ではないでしょうか。
【世田谷区K様 市松文様 銘仙紬】
市松文様の銘仙紬です。
大正ロマンの代名詞の様にいわれる銘仙ですが、今も生産されています。
銘仙というとツルっとした感触を思い出しますが、時代が古いほど節が多くザラッとした感触の生地が多いと言います。
ツルっとした感触になってしまったのは、昔は屑繭、今は生糸を使っているからなのでしょう。
今回はお母様から頂いたという反物を袷仕立てにお仕立しました。
ココア色の様な表地でしたので、地味になりすぎない様に八掛は少し渋めの黄緑色をお付けしました。
どうぞ楽しんでいただきたいと思います。
【目黒区K様 浦野理一作 紬】
浦野理一作の紬です。
独特の縦節に特徴があり今でも人気のある浦野理一のお着物。
小津安二郎監督の映画で使用されている事でも有名ですが、いまだに人気は衰えません。
こちらは”照柿”と言われる、熟した柿の様なお色です。
八掛にも深いお色をお付けすると沈んでしまう印象になりますので、K様をイメージして少し華やかな柿色をお付けしました。
12月からお召しになりたいとおっしゃっていたので、どうぞ楽しんでいただきたいと思います。
【世田谷区N様 久米島紬 胴抜き仕立て】
久米島紬の胴抜き仕立てをお仕立てさせていただきました。
他にご主人の結城紬もお仕立てしたのですが、こちらも胴抜き仕立てです。
真綿紬のお着物は胴抜き仕立てでも暖かいですので、充分だと思います。
お仕立て中、ひざの上に着物が乗っている事があるのですが、それだけでも暖かさを感じます。
こちらのお着物は身丈いっぱいで、N様のいつもの寸法よりも少し小さくなってしまったのですが、問題なくお召しいただけるとの事でお仕立てさせていただきました。
細かい事をお話すると、柄の横の並びが変わったりするのですがそれも最小限にとどめることができましたので違和感はないと思います。
【世田谷区T様 本場結城紬】
本場結城紬をお仕立てさせていただきました。
文様は南天でしょうか、全体を見ると縦縞にぼかしも入りとても深みがあるお着物だと思います。
南天の朱赤が効いていてほのかな可愛らしさもあります。
T様はお引越しの直前に引き取りにいらしてくださいましたが、引っ越された後もお着物を楽しんで下さるといいなと思っております。
引っ越しをして落ち着かれたら是非お召しになって下さいね。
【相模原市U様 揚羽蝶文様 大島紬】
大島紬のお仕立て直しをさせていただきました。
こちらのお着物は洗張りが終わった状態でお預かりさせていただきました。
確か、お母様のお着物だったとおっしゃっていた様に思いましたが、とても状態がよく新品の様な出来上がりです。
U様は身長がお高いので身丈が心配でしたが、身丈いっぱいでお召しになれる丈が取れました。
揚羽蝶は家紋でよく見かける文様ですが、お着物にこれだけ大きく入っていると存在感があります。
身長の高いU様のとても映えるのではないでしょうか。
どうぞ楽しんでお召しになって下さいね!
【杉並区O様 色紙文様 紬】
昨年もご依頼いただき、今年もお仕立てをご依頼いただきました杉並区O様。ありがとうございます。
今回は紬のお仕立と単衣の長襦袢をお仕立させていただきました。
グレーやカーキ色といった色調がぐっと渋めの印象で、色紙の文様もとても落ち着いています。
O様はお着物は渋めですが、襦袢は割と明るめの物を選ばれる様な気がします。
今回お仕立した長襦袢は単衣なのでこちらのお着物に合わせる物ではないかもしれませんが、以前はこちらの長襦袢をご依頼いただきました。
そういうところも遊び心があるのかもしれませんね。
皆様、思い思いに楽しんでいらっしゃるのが分かります。
【中村かをる様 秋田黄八丈】
秋田黄八丈は、本場黄八丈に比べると落ち着いた色合いが多く、黄色がそれほど主張せずお召しになりやすいのではないでしょうか。
そして、イメージ的にも秋の装いが似合いそうです。
裏地には紬の八掛と男物の通し裏を使い、グッと渋みが増した様に感じます。
余談ですが+++++
秋田黄八丈は製造が一旦途絶えてしまいました。
平成18年に復活しましたが、秋田黄八丈の織物は今では1軒でしか織られていないそうです。
このお着物は途絶える前に織られたものですが、工房自体はもう有りません。
本当に残念なことですね。
+++++
中村かをるさんのブログでもご紹介いただいてます。
こちらです→中村かをる創作帯