12月2017

パリ旅行(余談)

パリからの帰りの飛行機で観た映画。
『あん』だけは(時間が足りなくて)最後まで観れなかったのですが、何故かどれも悲しい結末で、1話終わるごとに毎回涙しておりました。
どの映画も、人間の内なる声というか、秘めた欲望などが描かれており、かなり密度濃いめの作品ばかり。
3作連続はさすがに重かったですけれど(笑)

ONとOFF

今回のパリ旅行は突然降ってわいたような企画だったのですが、とても思い出深い旅行になりました。

パリの美しい街並み、美味しい茹でエビと生ガキ、ワインに音楽。
今シーズンの初雪と頑張ってくれた窓際のオイルヒーター。
凍えそうなくらい寒かったベルギー。
割れたワインボトルに赤ワインの香り漂うホテルのロビー。
美空ひばりで踊る友人。(私は寝ていたけれど・・・)
そして、一緒に過ごした友人たちとの会話。
本当に沢山の思い出とアリガトウ!

今年は仕事に明け暮れた1年で、年の最後に旅行に行けた事本当に良かった。
仕事ばっかりではいけないなと、最後は今年の反省で締めくくります!

海外に行くと思う事

前回に引き続きパリのお話。

パリはもちろん生活レベルが高い人ばかりではないという話を聞きました。
私達が買い物したマルシェやデパートは生活レベルが高い人達が行くところで、実際には最低賃金ぎりぎりの所で生活している人たちがとても多いのだそうです。
私達だっていつも高級デパートで買い物している訳ではありません。
ただ、置いてある品揃えにセンスがあり、色あいも日本とは違いとても新鮮に感じます。
食器やらファブリックやらをこの際ドーンと購入してしましました。
これも旅行の楽しみの1つですから。

デパートで買い物をしていると、カタコトの英語なのでなかなか通じません・・・
そこで日本語堪能な店員さんに案内してもらったりと、とてもよくしていただきました。
本当に感謝です。

ただ、いつも海外に行くと思う事の1つに『日本はサービス過多である。』という事。
日本の中にずーっといると感じないかもしれませんが、サービス過多に慣れている日本人は『誰かがやってくれる。』という気持ちになるのが分かります。

パリではバスを多用していたのですが、またしてもカタコトの英語で「ここに行きますか?」と聞いたりしていると、その時はそっけない対応なのですが、停留所が近づいた時に乗客や運転手の方が「次だよ。」と教えてくれたりします。
メトロは次の停車駅のアナウンスすらありません。
そのくらい自分で確認しなさい。
という事でしょうか。
それで充分なのだと思います。

自分でできる事は自分でやる。
当たり前の事ですが、私も出来る限りそうありたいと思っています!

専門店

画像が食べ物に関する事ばかりですが、パリには専門店が多く残っている事にとても驚きました。
パリだけではなく、ヨーロッパは専門店がまだまだ残っているそうです。
なぜ、潰れないで残っているのかを考えると、必要としている人が沢山いるからだと思います。
お魚屋さんのお兄さんの画像しかありませんが、お総菜屋さん、お魚屋さんで働く人たちはとても輝いていましたし、すごく元気!

他にも、ステッキ(杖)、額装屋さんなど目に入った物だけでも専門店が沢山残っていました。
本屋さんもお店によって品揃えが全然違うそうで、それぞれにオーナーの趣味(個性)が強く出ているそうです。

パリにはコンビニもありませんし(小さなスーパーはあります)100円ショップ的な物もありません。
必要としていないから出来ないのでしょう。

日本は専門店が少なくなりましたね。
これからの日本、大丈夫かなとちょっと心配になりました。
日常生活をどう過ごすか、日常に使うものって本当に大事だと思います。

フランスの女優、ジャンヌ・モローさんの遺作となった『クロワッサンで朝食を』の中の「本物のクロワッサンは、スーパーじゃなくパン屋で買うのよ。」というセリフ。
胸に沁みませんか?

  

メールのご返信、開始しております。

私事ですが、11月終わりから7日間パリ旅行に行ってきました。
5年前に訪れた時よりも、濃い密度でパリを感じることが出来ました。
前回は6月だったのでとても気持ち良く過ごせましたが、今回は冬!寒いっ!!
少しずつですが、旅行記をブログに投稿していこうと思います。

そして今日からまたお仕事を開始します。
お休みしていた間のメールの返信も開始しておりますので、まだ返信が届いていないという方は大変恐縮ですがご連絡ください。