6月2013

落語デビュー

お客様のT様のおすすめとあって、落語を聞いてきました。
初落語という事で、少々勝手が分からない不安を抱えつつ、成城ホールへ向かう。

そうだ じゅげむ きこうというタイトルでしたので、じゅげむが聞けるものだと思っていたら違いました(笑)
2人の落語家が2ツずつネタを披露するという構成で、その中の1つ『青菜』がツボにはまる。
どのくらいツボにはまったかというと、涙が出るくらい笑ってしまった。
まさに“笑いがこみ上げる”という表現がぴたりとくる。
肩を震わせて笑ったのは久しぶりだった。

以前、何かでも書いたと思うのですが、人を笑わせる職業って本当に尊敬してしまいます。

今日は落語という新しいドアを開けてしまいました。
きっかけを作ってくださったT様、ありがとうございます!

青菜のあらすじ→wikipediaへ

人生の先輩です

江東区に住んでいた時の友人OさんとSさんの二人が遊びに来てくれました。
友人とは言っても、二人とも色々な事を相談できるお姉さまでもあります。

成城学園前駅で待ち合わせ、イタリアンでランチ。
駅ビルの中にあるレストランですが屋上庭園が望めるという事もあり、店内は明るく気持ちが良い。

私の結婚生活の話が主な話題で、家事をしながら仕事をするって本当に大変だという話をする。
Sさんは編集の仕事をしていたので、昔は本当に忙しかったという。
極限に忙しかった時は、家での記憶がないとか・・・(笑)
特に編集という仕事がら、文章の間違いは許されないことであり、撮影もやり直しがきかない、何時間ごとに人と会う、そういう“ギュッ”と凝縮された時間の連続をこなし家に帰ってご飯を作ったり掃除、洗濯などはできないよ、と。

『家庭と仕事の両立。』
とよく言われるけれど、そんな風に言われるのは女性だけ。男性は言われない。
世の中の仕事をしている女性は仕事100%、家事100%こなしているのかと思っていた私にとって、その話を聞いて少し安堵。

その後移動して自宅へご案内。
家に着いてからは、仕立てを頼まれている着物の見積もりや微調整を兼ねたご相談を受ける。
最近はあまり着物を着ていないという事でしたが、『また着たくなった!』とおっしゃっていた。

こういう人達が回りにいるという事は、私は本当に幸せ者です。
また、ご飯でも食べに行きましょう!

本日のお客様

出来上がった胴抜きのお着物を引き取りに、Y様がいらして下さる。
試着していただき、「若干の寸法訂正が可能ですよ。」とお伝えする。

そして本日は洗張の白大島をお持ちいただいた。
単衣の着物にしたいとの事でしたが、Y様には身丈が足りないので羽織にしてはどうかとお勧めする。
着物から羽織にする場合、衿の背中心に接ぎが入ります。
羽織なので着物に比べれば丈は小さくて済むのですが、裄は着物より大きくなります。
こちらの反物も裄が出ませんでしたので、袖に共布で接ぎを入れることになりました。
出来上がりましたらHPにてご紹介したいと思います。

お話も楽しく、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
また次回もお会いできるのが楽しみです。

久々に整体

仕事帰りの整体。
2,3カ月行っていなかったかも・・・

予約を入れた時は腰が痛かったのですが、当日はそれほどでもなくなる。
たまたま痛みがないだけで、またいつか必ず再発してくるので行けるときに行っておかないと。

今日は21時からの予約。
仕事帰りにいけるのはとてもありがたい。

ベッドにうつ伏せになると『右半身の筋肉が全体に腫れてますね~。』と何もしないうちから告げられる。
そうなのです。私の痛みは右半身だけなのです。
肩から腰にかけて、痛みが出るのは右半身のみ。
かと言って、左が凝っていないわけではないそうです。
ようはバランスが悪いという事でしょう。

施術の最後は首のほぐし。
いつも言われるのですが『これしか曲がりませんか?』
これしか曲がりませんっ!

今日は足の裏が1番痛かった(涙)
その日によって痛い所が違うのは不思議です。

今日もこれからあと二人、予約が入っているという。
先生もお疲れ様です!

本日のお客様

目黒区T様に、昨年からお預かりしている小千谷縮をお渡しする。
皆様『急ぎませんので。』とおっしゃって下さるので、本当にありがたく思っております。

今日はT様と2歳になるお嬢様のIちゃんといらして下さいまいた。
Iちゃんは前に来た時よりも、少し大きくなっておしゃべりに。

話の途中、T様に『3秒のカットを繋げてショートムービーが作れるアプリがあるんです。』とお聞きする。
そこでIちゃんのちょっとした作品を見せてもらいました。
今日、家に来るまでの傘をさして歩いている姿、家に着いてお菓子を食べている姿などなど。
3秒ほどのカットを繋いだだけで、本当にCMの様な出来栄えになるのです。
多分こういうアプリ→ROADMOVIES

そういえば、久留米絣でIちゃんの浴衣を作りたいとおっしゃっておりましたので、先日も当HPでもご紹介したkurume kasuri textileをお教えする。
1反購入してしまうと残布がかなり出てしまいます。こちらの方ではメーター売りにも対応しているので良いのではないでしょうか。
そしてT様からはgiという、久留米絣のHPをご紹介していただく。
なんでもお知り合いだそうです。

浴衣が出来上がったら是非見せて下さいね!

本日のお客様 

目黒区のH様。
私が世田谷区に引っ越してからは、時折足を運んで下さいます。
今日は、サマーニットにロングスカートがとても素敵でした。

ご依頼は長襦袢の襟をバイアス地になさりたいとの事。
皆様の衿元を美しく見せたいという思いは強いです!
ご希望に添えるよう、頑張ります。

もう1枚は単衣のお着物の身丈直し。
なんと、お嬢様と共用されるというお話にびっくり。
以前お話をお伺いした時は小学生でしたのに・・・
日舞をされているというお話はお伺いしておりましたが、私の頭の中ではお嬢様のお顔のイメージが既に出来上がっております。
そんなに大きくなってしまったなんて。
是非1度遊びにいらして下さいね。

H様は毎年、家族そろって直島で休暇を過ごされおります。
私達も去年に引き続き直島と、今回は豊島を見に行く予定です。
そんなお話や二子玉の高島屋の話で盛り上がり、あっという間に時間は過ぎてしまうのでした。

長襦袢の出来上がりを楽しみにしていてくださいね!

父の日に

母と銀座で待ち合わせる。
ランチを食べてから、銀座へ来た目的の1つ父の日のプレゼントを買う。

本日は魚の西京漬けの詰め合わせを購入し、相方と合流。私の実家へ向かう。
私は20歳で一人暮らしを始め、しかも実家は小さい頃から慣れ親しんだ家ではなく、建て替えてしまったので“なつかしい”という思いはあまりない、というのが正直な気持ちではあります。

実家に着き、父、母、相方、私の4人での食事。
取り立てて特別な話をするわけでもないけれど、父、母の二人で暮らしている日常よりは楽しいのではないかなと思う。
食事も終わり、隣のソファで横になっていた父はうたた寝をしている。
お酒が進んだのでしょう。あまり飲ませると母もいい顔をしないのですが今日は楽しかったのだと思う。

明日は仕事があるので、9時半頃に実家を後に。
いつの頃からか「また来てね。」と帰り際には必ず言われることに気が付く。
何の気なしに発している言葉なのだと思うけれど、本当にまた来ることを楽しみにしているのでしょう。

私の好きな映画の1つ、アルパチーノ主演“セント・オブ・ウーマン”。
アルパチーノ演じる(かなり)クセのある盲目の退役軍人。
その中で「母親に連絡するのは母の日だけだろう!」というセリフがあります。
そのセリフが心に残り、母(父)の日だけ母を思いやるなんてことはしないようにしようと思ったものです。

また、時間を見つけては実家に帰ろうと思います。

雨の中ありがとうございます

本日は身幅直しご希望のお客様。
お母様の袷のお着物の身幅と裄をお直しすることに。
殆どの方は、大きくしたいというお直しが多いのですが、今回は小さくしたいというご希望。
小さくお直しすることのデメリットは殆ど無いと言ってよいです。
あるとすれば見えていた柄が見えなくなるという事くらい。

今回は寸法直しのみですが、全体の寸法を割り出してお渡ししました。
これから少しずつお着物を増やしていかれるという事でしたので、ご参考にしていただければと思います。

身丈についてはなかなかピンとこないと思う方も多いと思います。
今回は私と身長が近いという事もあり、私自身の着物を羽織っていただいて実感していただく。
寸法が大きい着物は着づらいだけではなく、無駄なシワを作ることにもなりお召しになったあとのお手入れにも時間をとられることになります。
少しでも楽にお召しになれるお手伝いできればと思っております。

本日は雨の中いらして下さってありがとうございました。

早くも来年の話

午後から仕立て上がったお着物を引き取りにO様がいらっしゃる。

「以前お仕立てしていただいた袷の小紋の身丈が少し大きい様です。」
と、ご指摘を受けましたので、今回出来上がったお着物をお召しになっていただく。
身丈については腰ひもを締める位置や、その方の体形によって微妙に変わってきます。
次回のお仕立てでは1寸(約3,8センチ)小さくお仕立てをさせていただく事に。
そして身幅も少し微調整します。

次のご依頼品の小紋もお預かりさせていただきました。
「来年のお正月に着ますので、ゆっくりでいいですよ。」と、早くも来年のお話に笑いがでます。
納期の事をお気遣い下さるお客様に感謝です。

後輩の結婚披露宴

和裁所時代の後輩の結婚披露宴に行ってきました。
和裁所で一緒に仕事をしていた後輩達と同じテーブルに着き、何となく同窓会的な気分も加わる。
その当時は20代そこそこだった者たちが、今では皆30代になり、結婚し、母親でもあります。
私の隣に座った後輩も入社当時は18歳で、今では3人目を妊娠中。もうりっぱなお母さんです。
修行中は、皆怒られ涙した時を何年か一緒に過ごしたのかと思うと灌漑深いものがあります。

本日結婚した後輩は私が和裁所5年目の時に入社してきたTさん。
仕事場だと先輩後輩の仲になってしまっていたけれど、私が和裁所を辞めた後の付き合いの方が長くなりました。

式中にスライドで流された、二人の写真。
Tさんは本当に綺麗で幸せそうに映っていました。
どんな有名なカメラマンが撮るよりも、恋人の撮った写真が1番良いというのは本当ですね。

そして黒引きの振袖と、白いウェディングドレス。
どちらも本当に華やかで、素敵でした。

末永くお幸せに!