3月2011

カズ踊る!復興支援チャリティーマッチ

日本代表vsJリーグ選抜。
どっちを応援するか迷うが、やはり熱烈に応援するチームが無いと闘志が湧かない(笑)今回はそういう意味では和やかムード。

Jリーグ選抜の『カズ』やっぱり決めてくれました!この人はこういう時に決める力をやっぱり持っているのだ。私の周りでこんなに走れる44歳はいませんから、それだけでやはり凄い。
そして、主審は西村雄一氏ではないか。ある意味、審判が1番運動量が多いのではないのかと思う。おっと!私と同い年!!走れる同い年、それだけでなんだかうれしい。
尚、この試合の収益は被災地の方々への復興義援金として寄付される。チャリティーマッチですからね。

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今日、福島原発の敷地内からプルトニウムが検出されたとのニュース。
人体に害のある数値ではないというが、私としては色々な記者会見で発表される数値などは実はあまり信用していません。

それとはまた別の話になりますが、最後に下す決断(水道水を飲む、野菜を食べる、避難をするなど全ての事)は人からの意見ではなく自分で決めたいと思っている。答えは簡単。そうしないと私は必ず後悔すると思う。それ以外には何もないです。最後の決断が人任せなんてありえない!
水が危ない!と言えば水を買い込む。野菜が危ない!と言えば買わない。そんな情報に振り回されながら生活するなんて考えられない。
ちなみに水道水も飲みますし出回っている野菜も美味しくいただいております。

参考→プルトニウム239半減期 約24000年。
どんなに長生きしてもプルトニウムの放射能が半減するまで生きられません。
ちなみに金町浄水場で検出された放射性ヨウ素131の半減期は8日。
放射性セシウム137は30.1年。

東京の桜が開花しました

東日本大震災で被災にあっている所は沢山ありますが、以前から友人から連絡を受けていた、いわき市へ物資を送りました。
これは民間の会社が行っているものですが、私も衣類などを少しばかりですが送らせていただきました。現地はまだまだお寒いでしょう。
少しでもお役にたてればと思います。

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今日は東京で桜の開花が発表されました。東北にも桜の開花と共に春の訪れがきます様に。

映画『キンキーブーツ』

映画『キンキーブーツ』
発売元:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ホーム・エンターテイメント 
監督:ジュリアン・ジャロルド

この映画はどのキャラクターにも共感できる。誰が悪いという訳でもなく、みんなひたむきに生きているだけ。悪く回転し始めた物事を変えるきっかけは、田舎暮らしの靴職人にはちょっと刺激的なキャラクターの持ち主。でも、この人物のおかげでみんな良い方向に変わっていく。教えてくれた事は“偏見を捨てる事”
最後は「やっぱりこういう終わり方だよね~。」という感じですが、それも嫌味がなく見ていられる。

地球を思うイベント

3月26日、午後8時30分から9時30分まで全世界で電気を消すというもの。時差があるので1日をかけて順番に行われていく。元々はオーストラリアで始まったアースアワー。今では世界中に広まっています。
今回は東日本大震災のあった日本の為に黙祷も行われたという。世界中の人が日本の為に祈ってくれています。
WWFアースアワー

ドイツでは原発反発のデモが行われる。ヨーロッパの人々が原発にナーバスになる気持ちは分かります。

美味しい物のパワー

久しぶりに外食。いつもの新宿ですが、やはりちょっと寂しい新宿。食事のあとはいつもの新宿3丁目のBARへ。
お店の方に聞いたところ、震災後はやはりお客様は少ないそう。けれど、地震の日からずっと営業しているというから頭が下がります。

いつものソルティドッグから始まり、フルーツカクテルを何杯か。
そして、こちらでは初めて頼むワイン。
赤も好きなのですが、私の体質には合わないのでやはり白。
グラスで出しているワインは2種類で両方メルロー。感覚で「こっち!」と選んでグラスに注いでもらう。琥珀色に近いきれいな色。なんだかいい予感。
久々に「美味しい!」と言ってしまう程美味しい。
このワインを飲んだだけでも今日来てよかったと思える。これも幸せな事。やっぱり来て良かった。
ただ、何回聞いてもワインの銘柄が覚えられなかった。酔っているせいだと思いたい・・・(苦笑)

上を向いてあるこう

今日はまた1週間ぶりにスーパーへ。
先週よりも品揃えは格段に良くなっている。先週は皆無だったお米が出てきていてほっと一安心。“お一人様1点限り”とありましたがそれで充分でしょう。
牛乳は残念ながらありませんでした。

東京の水道水からも乳児が飲む暫定基準値を超える放射線量が出たとか。
これからはこういうニュースが多くなっていく事でしょう。事故後の代償がこれ以上大きくならない事を願います。

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フランス人歌手のクレモンティーヌさんが歌う『上を向いてあるこう』を発見。
これからは上を向いていかなければ!!

久々に

久々の新宿はやはり節電で薄暗い。しょうがないとは思いつつ、気分も少しうつむき加減。いつも通る道のりの途中にあるお花屋さん。ここも節電はしているもののお花があるというだけでとても明るく感じる。花のパワーってすごい!
不思議なものです。今まではそんな風に感じなかったのに・・・

福島原発に関しては明るいニュースも聞こえてきました。
ですが、原発のあり方については私たちの大きな課題となってくるのは間違いないです。
人間の作ったものに“絶対”はないのだと思い知った地震でもある。意見は色々あるが、福島原発だって私たちに何十年と恩恵を与えてきたものだという事も忘れてはいけない。あえて最後に私たちに警告を与えてくれたのかもしれない。これをどう受け取るか、人間を試しているのかと思わずにはいられない。大きな役目を終えた事にこれも感謝しなければと思う。

今日の夕食は久々に“好きなものずくし”にしようかと思っていたら、帰宅時間が遅くなってしまい、節電の世情であるが故、デパートなどはもちろんclose(涙)
お店のスタッフからもらったチーズパンの晩餐となりました。美味しかったけど(笑)

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これを書いている今、緊急地震速報のエリアメール。
この音が鳴る度にドキっとする。今日1日でも余震と思われる地震はかなりあった。
心休まる日が1日でも早く来る事を願い床につこう。今日も無事に1日が終わった事に感謝して。

義援金や応援サイトなど

義援金や募金をする時は、送り先の団体などしっかりチェックしてから行いましょう。
日本赤十字社ユニセフなど大きな団体はもとより、現在では本当に沢山の義援金サイトがあります。身近なところで私の住まう東京都と江東区の救済活動のページをご紹介。

・東京都の義援金受付はこちら
・東京都の救援物資受付はこちら
・江東区の義援金受付はこちら
・江東区の救援金(募金)はこちら

被災者応援サイト
#prayforjapan
kizuna311

そして私は明日から出勤。普通の生活が素晴らしいのです。

『震災から10日―人の強さを信じて進む』

asahi.com3月21日付 社説をそのまま引用させていただきました。

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2011年3月11日午後2時46分から、きょうで10日を迎える。

判明した犠牲者の数、8千人以上。戦後日本が経験した最悪の、未曽有の災害だ。制御不能に陥った東京電力福島第一原子力発電所では、放射性物質の大量放出をくい止めようと、懸命の作業が続けられている。
私たちを揺さぶったものの恐ろしさに、改めて身がすくむ。

大津波で街がいくつも破壊された。泥とがれきの茶褐色の光景が、目に焼きつく。愛する人や仲間を捜し続ける人がいる。いまなお安否がわからない人が1万8千人以上いる。

■救援をもっと厚く

被災地は次第に、大量の死という現実に向き合いつつある。大災害はともすれば、数百、数千という数字で語られがちだ。でもその一人ひとりに、海辺の町で過ごした豊かな時間があったことを、心に刻みたい。

絵を描くのが好きだった宮城県石巻市の佐藤愛梨(あいり)ちゃん(6)。15日が卒園式のはずだった。幼稚園のバスの中で見つかった。
同県東松島市の自宅の庭で仰向けに倒れていた熱海つよしさん(79)。息子が母を捜し出したとき、笑ったような顔をしていた。

長い、つらい、悲しみの時が続く。営んできた暮らしがそっくり流され、その立て直しも重い課題だ。
ともに泣き、じっと耳を傾け、支えたい。地震翌日、被災地入りした記者に「町の惨状を早く伝えて」と訴えた人がいた。その言葉も忘れまい。
三十数万人が、不自由な避難所での生活を続けている。

福島原発の周辺に住む人は、故郷がどうなるのかという不安とともに、村ごと、町ごとの退避を強いられた。地震、津波、原発事故の三重被害だと、怒りを込め訴えた市長がいた。

先週は真冬の寒さが各地を襲った。避難中に亡くなる人が相次ぐ。薬も飲み物も食べ物も燃料も暖かさも、足りない。物資は滞り、被害が大きい所ほど届きにくいジレンマもある。

■使命感を胸に

災害直後の緊張が解け、沈みこむ人が増えている。ストレスと疲労は限界に近づいている。絶望と孤立感が、生き延びた命を刻々と削る。
もっと急がねば。救援をもっと厚くしなければ。
福島県相馬市の避難所で被災者自身がボランティアを組織した。班長の一人、大谷亮一さん(67)は「私らは生き残った。感謝の気持ちなんです」。

近くの病院にひびが入り、患者が身を寄せた岩手県立釜石高校。学校に寝泊まりする生徒が支えとなった。体育館入り口に、避難者向けの寄せ書きがある。「上を向いて歩こう」と。

災害の最前線には、使命感を胸に体を張る職業人たちがいる。
原子炉近くでは、東電や関係する会社の社員たちが危険な作業を続ける。
自衛隊員、警察官、消防隊員が応援に入った。真っ先に被災地に入り、多くの人を救い出したのも彼らだった。
大きな揺れの後、町を守ろうと水門へと走った役場職員がいた。海上保安官、医師や看護師、福祉施設職員、教師、トラック運転手、コンビニ店長、後方でフル回転する公務員……。

想定を超える事態に混乱も起きている。だがその働きぶりに思うのは、幾多の災害を経て蓄えた教訓が、多少なりとも生きているということだ。
被災地から遠く離れて暮らす市民も無関係ではいられない。

海外から安否を気遣うメールを受信した人は少なくないだろう。日本のことを、みな案じてくれている。多くの国からの支援の申し出も心強い。

関東では計画停電に振り回される毎日だ。催しの中止や延期、商品不足。不便さはじわじわ広がる。農産物の放射性物質の数字も心配だ。雲のような不安が頭を覆いそうになる。

■しなやかな市民社会

他方、長い行列やすし詰めの電車の中を、人はいら立ちを抑えて耐えている。ネット上では、デマを打ち消し、本当に必要なことは何か探ろうとする共助空間も生まれている。

政府が積極的に情報開示をすべきなのは言うまでもない。市民もまた、冷静に事態を受け止め、自律する力が、求められているのだ。

全国の自治体で被災者を受け入れる動きが広がる。胸裂かれる思いでふるさとを離れた人を、どう迎えるか。それぞれの町で市民にできることが、格段と増えている。

熱き心と冷たい頭で。市民社会のしなやかさが問われる。

震災から10日。防潮堤、建造物、原発……。思い知らされたのは、人間が築いたものがいかに頼りないか、ということだ。政府の動きを含め、後から検証すべきことは山ほどある。

一方で、人を救うのも、支えるのも人だということを、学びつつもある。そう、私たちは少し前まで、寒々とした孤族の国できずなをどう結びあうのか、思案していたのだった。

東京消防庁の隊員は妻に「安心して待っていて」とメールを打ち、原発に向かった。石巻市では、流された家に閉じこめられていた80歳の祖母と16歳の孫が、9日ぶりに救助された。被災地で生まれる新しい命もある。

 誰かがいれば人間は強くなれる。

 信じよう。春はあと少しで来る。

今までとこれから

今日、80代の女性とお孫さんが救出されたとのニュース。本当に良かった!発見された当時は体温28℃という低体温にあったという。地震から9日で救助された方がいるのですから、まだ助けを待っている方がいるはずです!

先日の東京消防庁ハイパーレスキューの方々の記者会見は、地震発生後のどんな記者会見よりも説得力のある心を打つものでした。ご家族の方は、さぞご心配でしたでしょう。感謝という言葉だけでは足りませんが本当にありがとうございますと伝えたい。
ハイパーレスキューの方たち以外にも、東京電力、東電子会社、原子炉を製造した東芝、日立製作所などメーカーの社員たちが今大変な危険を冒して、原発に残って危険な作業にあたっている。彼らの事を欧米では“Fukushima 50”として称賛している。この方々にも多大な感謝と、そして無事でいてくれる事を祈ります。
私たちはこの震災とこの方たちの事を決して忘れてはいけないと強く思います。

避難所の状況は場所によってまちまちだそう。
道路が寸断されて物資が運べないのであればヘリでと思うののは皆同じだと思うのですが、ヘリの飛行には規制があるそうで出来ないそう。緊急時は柔軟に対応して欲しいところ。なぜ、すぐに規制を変えられないのか、その方がおかしいと誰でも思うはず。

そして私たちは節電しながらも普通に暮らすという事も大事です。
『よく働きよく遊べ』
普段もこうありたいと思っているのですが。
原子力発電という事も考えなくてはならない事になるでしょう。日本にいくつの原発があるのかさえ知らなかった私。知らない事は罪なのかもしれません。
参考サイト→Wikipedia 日本の原子力発電所
福島第一原発は廃炉になる事が決定したようです。