1月2012

1月のある1日

今日は歯医者の日。
4か月に1回のペースだけれど、なんだかすぐに来てしまう感じがする。

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その後、お仕立物の下準備など。
地のし(アイロン)をしたり、発送の準備、受け取ったお着物のお見積りなどをメールにて返信する。
お見積りなど、結構時間のかかる作業である。

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夕方からピックアップのお客様がいらっしゃる。
お茶のお稽古帰りと言う事で、柿渋染めのこげ茶色の紬のお着物に、栗染めの淡いグレーの羽織をお召しになっていらして下さいました。
コーディネイトもとても素敵で目の保養になりました。

ピックアップも兼ねて、寸法などの御相談を受ける。
こういう事を気軽にして頂けるとうれしいですね。

価値観を変えてくれる言葉

先日、芥川賞を受賞した田中慎弥氏。
ちょっとした話題になってますね。

巷では賛否両論ある様ですが、田中氏が言った
「一流の物で数百円で買えるのは本しかない。」
この言葉、私は別の言葉を思い出しました。

以前、相方に言われた事があります。
ちょうど彼が読みたい本を読んでいたので「読み終わったら貸して。」と何の気なしに言ったのです。
すると「本当に読みたいんだったら自分で買って読みなさい。」と・・・。

その時は『ケチーッ。』と思ったものです。
ですが、今は読みたい本は自分で購入して読んでいます。
それは作家に対しての礼儀もありますが、借りて読むのと買って読むのとでは心の中に入ってくる度合いも違うと思うようになりました。
何よりも、一流の物を借りてはいけないな、と・・・

それに、私も作り手の一人です。

1冊分の本の値段は決して高くない値段。

それにしても田中氏。PCも携帯も持っていないらしい。
そう言えば「アーティストはアナログなんだよ。」という言葉も以前人から聞いた事があります。

自分の価値観を変えてくれる言葉は心に深く残ります。

雨は夜更け過ぎに

雪!

活躍できる人の条件

『ダルビッシュ有』選手のテキサス・レンジャース入団が決まり、記者会見で英語を話さなかった事が良かったというニュースを結構耳にしました。

もう1つ。
最近『由紀さおり』さんが海外で大ブレイク中というニュースもありました。
なぜブレイクしたのかというと、日本語で歌っているという事がよかったらしい。

英語に限らず、母国語以外の言葉を話せるのはとても良い事だと思います。
けれど、『海外で通用する』と言う事が何かという時に必要なのは、外国語が話せるという事が1番ではないと言う事なのだと思います。

まず、自分の言葉で主張が出来るかどうか。
それも出来ないのに海外で活躍なんて普通に考えても無理というものなのでしょう。

寒い1日と美味しい夕食

今朝は雪のそぼ降る中、銀座へ出勤。
雪が舞い降る銀座通りもとても綺麗。
お昼ごろからは雨に変わり、少々残念×××
もう少し積もってもいいのに~!

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さて、夕食は相方と待ち合わせをして久々に森下のFEBOへ。
金曜という事もあり予約していこうかという事に。
予約して正解、満席でした。
今回、初のカウンター席。シェフが料理している所を見られるのは、私としてはとてもうれしい!
じっくり見学出来る特等席である。

今日も美味しくお腹いっぱい大満足で帰る足取りも軽いのでした!

やらなきゃいけない事をする日

私の場合、出かけた後に家に帰って仕事ってなかなかスイッチが入らない。
なので済ませなきゃいけない用事を1日に詰め込んでしまう。
今日がその日。

まず、整体。
寒いせいか、結構痛い。腰もさることながら最近は肩と首。
先生曰く「首はビリビリしてる。」だそう。
揉まれている私もとても痛いですっ!

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その後、運転免許の更新。
東陽町の江東試験場に行くのも久々である。
こういう所って混雑具合によってかかる時間が全く違う。平日と言う事もあって空いていたのでよかった。

実は昨年の5月に免許証を無くしたものの、再発行はせずそのままいた私。(警察に紛失届は出してますが・・・)
再発行しなくても罰則があるわけではないので、時間だけが過ぎてしまったという感じ。
久々に手にした免許証。
実は歴代の免許証を保管してあるのですが、顔写真を見比べると『やっぱり歳をとってるなぁ。』と実感・・・

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その後、銀座の美容院に行くまで有楽町のビックカメラへ。
最近購入したスマートフォンのアクセサリーなどを購入。

何となく花粉の季節の前に髪を切りたくなるのは私だけでしょうか。
1月に入ると、なんとなく目がかゆかったりする日があるので何かの花粉にやられている事は確か。鼻水ももう出始めてるし。私は杉だと思ってますが。
髪を切るとなんだか気持もさっぱり。

その後、ショッピングをしたい気持ちを抑えつつ帰宅。
SALEもしているし、絶対に買ってしまいそう。

意外と歩き回った1日。
家に帰って飲むビールは美味しいです!

寒いですね

この所、東京の最高気温は10℃を超えず、今日も6℃という寒さ。
寒いのは我慢できるのですが、仕事上、指がかじかんでしまうと仕事がはかどりません。
朝、暖房を付けて体が温まるまで小一時間の辛抱。
指が動き始めると、仕事の進み方が全く違います。
本当に体が道具であるとつくづく感じます。

寒さはこれからが本番です。
皆様もお体ご自愛ください。

これからは杯(さかずき)で

日本酒好きな私としては、いい話を聞きました。
おちょこで飲むのと杯で飲む違いは何か・・・

最近はおちょこで飲むお店が殆ど。
ですが、戦前は杯で飲む事が多かったそう。
何が違うかと言うと、杯で飲む方が お酒が口に入る時に空気を多く一緒に取り込むのだそう。
そうすることによって口の中でお酒の味が膨らむと言うもの。
なるほど、そう言えばおちょこだと、グイッと飲んでしまう。
ワインの様に口に含ませて空気を入れてあげると良いらしい。
でも杯を置いてあるお店ってなかなか無いんですよね。

そんなお話を聞きながら頂くお寿司はとてもおいしかったです!御馳走様でした。

仲間入り

昨年コーヒーメーカーが故障して以来、何を購入するか迷いに迷ってこちらにしました。
譲れない事はデザインが可愛い事と、1杯ずつ入れられる事。
カプセルタイプにもかなり心動かされたのですが、結局こちらに決定!
美味しさには問題なしです。

壽 初春大歌舞伎

今年お初の歌舞伎観劇。
8日ともなるとお正月気分も薄れてきますが、今回はお正月らしい演目。

1番心に残ったのは吉右衛門さんと鷹之資さんの“連獅子”。
連獅子とは自分の子供の獅子を谷に落として、谷から這い上がってきた子獅子と歓喜の舞を踊るというお話です。
私自身、連獅子を見るのは初めてでしたが一緒に行った方達のお話を聞くと、やはり役者さんによって見ごたえが違うと言う事。
吉右衛門さんの獅子は、円熟しているというか、内に秘めた激しさを感じる厳しい親獅子でした。
連獅子はやはりパワーが必要な演目。
吉右衛門さんの連獅子もまだまだ観たいものです!

今回は吉右衛門さんと菊五郎さんという人間国宝が2人も出ていたとても贅沢な歌舞伎でございました。

来月も勘九郎襲名公演を観に行くのでとても楽しみです。