1月2017

我が家の厄除け祈願

1月初め、明治神宮へ初詣に行ってきました。
私達夫婦の最近の初詣は明治神宮が定番ですが、三が日はとても混み合うので、なるべく『松の内』の平日にお参りしています。

私達は原宿駅の表参道から向かうのではなく、小田急線の参宮橋駅から西参道から本社に向かいます。
明治神宮は原宿の表参道、代々木の北参道、参宮橋の西参道がありますが
西参道からの道のりは人影もまばらな事と、何より代々木の杜を楽しめるのでこの経路がとても気に入っています。
道すがらモグラの穴があったりと都会にいながら自然を感じることができるのも西参道の楽しみの1つ。

鳥居をくぐると空気感が変わるのが分かります。
表参道でなく、西参道から入るのはそれが余日に分かるからです。

さて、今回は相方の厄除け(本厄)祈願をお願いするために祈祷所受付へ向かいました。
受付を含め、1時間程度の待ち時間でしたが私も一緒に祈祷所へ入ります。
畳敷きの大広間は床暖房が効いていてとても暖か。

私の厄年の厄除けは川崎大師へお参りに行きましたが、厄除け祈願の時は確か最初は住職さんのお説教を聞き、何人ものお坊さんがお経を唱えながらメラメラと燃え盛る炎の中へ護摩札を投げ込んでいくという、どちらかというと割と派手な印象。

そういえば私としては神事の厄除けは初体験でしたが、巫女舞や雅楽の演奏が入り、神官の方のお話もなく厳かに粛々と進められていく。
静と動でいえば間違いなく”静”の方です。

それはさておき、30分程度のご祈祷を終え、最後にお札をいただく。
そういえば最初の受付で「お札に名前が入るのは1万円からです。」と伝えられました。
因みにご祈祷は5000円からなので名前代が5000円という事でもないのでしょうが、それだったら私が書いてあげるよ!という事でこちら↓

我が家には明治神宮からいただいたお札に私が名前を書いたお札が飾られております。
『鰯の頭も信心から』です。

耳寄りな・・・朗読会@内幸町ホール

『朗読会』と聞くと、なんとなく眠くなりそう・・・なイメージがありますが、誘ってくださったお客様も「朗読会と聞くとつまらなそうだけど、面白いですよ。」とのコメントも頂いたので、ご一緒に内幸町ホールまで行ってきました。
ホールの座席をざっと見渡してみると、多分私が最年少の様です。ほぼ60歳以上の方々。
出演されている、河崎早春さんのお仕立物もさせて頂いているご縁もあり、期待大です。

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河崎早春さんと松尾智昭さんお二人の朗読会。

朗読の内容も昭和初期?のお話しなのだと思いますが、なんというのでしょうか、文章の内容が情感に長けているというか、情緒に溢れているというのか、聞いているととても心が豊かになるのです。
その当時の会話の中には、今は使われていない言葉などがあり、これも面白い。
そして、お二人の絶妙な掛け合い。
出演者の方もおっしゃっておりましたが、「死語になっている言葉って多いんですね。」と。
今の様にテレビが全盛ではない時代は想像力がものを言ったのでしょう。
言葉の力が比べ物にならないです。

今回は普通の朗読会でしたが、ピアノを弾きながらの朗読会などいろいろ面白い事をやっているそうです。
次回も決定したそうで、2018年1月8日、同じく内幸町ホールです。
本当に楽しい朗読会でしたので、ご興味のある方は是非観に行ってみてください。

着物の日

お客様二人と連れ立って銀座へ着物巡りをしてきました。

まずは松屋銀座で行われた『白洲正子ときもの展』。
展示されていたお着物は、普段着、能衣装、時代着物と多岐にわたっておりましたが、私としては普段着の紬や更紗の帯に心ひかれました。
格子の紬に縞の帯など、言葉にしてしまうと何とも味気ない取り合わせですが現代の物とは色合いや糸味が違います。
現在と何が違うのかというと、蚕が違うという事、(その前に)蚕が食べている物が違うなど今となってはもう取り戻せない物なのだと思います。

私も沢山着物を持っているわけではありませんが、良い物を少しずつ集めていければよいな再確認いたしました。
豪華なお着物より、素朴な美しさに惹かれます。

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白洲正子展の後、灯屋2オーナーの渋谷さん、森さんと合流し懐かしの対面を果たし(笑)総勢5名で串揚げランチへ。

灯屋スタッフと行動する時はいつもそうなのですが、次の予定の映画まで時間が無く着物姿で若干走りながら向かいます。
これも懐かしい感じ(苦笑)

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白洲正子展を見終わった後、ランチを終えシネマ歌舞伎『阿古屋』を見に行きました。
今この役を演じられるのは玉三郎さんだけだという事ですが、私は実際の舞台を観に行っています。
琴、三味線、胡弓を自然に演奏する玉三郎さんはとても美しかったことを覚えています。
映画ではお芝居だけでなく、普段は見られない裏方の様子も描かれておりましたが、実際の舞台を見ていた者にとってはもう少し裏方の様子が見たかったというのが本音です。
やはり舞台はライブで見るに限ります。

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その後、灯屋2銀座店、銀座うとうとさんと年始の挨拶を兼ねてお伺いいたしました。

今日は着物尽くしの1日となりました。

明けましておめでとうございます

本日6日より、仕事始めです。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

年末から年明けにかけていただきましたメールには順次ご返信させていただいておりますが、もし返信が無いという場合はお手数ですが再度ご連絡ください。
6日中には全てのメールにご返信の予定でおります。