11月2012

明日から

刺繍作家の飯島桃子さんからいつも案内をいただいております。

小雪 小さき良きものたち 展

今回は表参道で開催される様です。
私も最終日ですが行ってきます。

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11月29日(木)~12月2日(日)まで開催
Cooks & Space Omotesando
〒107-0062
東京都港区南青山3-17-7 BEN青山2F
Tel 03-6434-5592

十一月花形歌舞伎@明治座

以前なら、明治座まで徒歩で行けたのに・・・
そんな事を思いながら『十一月花形歌舞伎』を観に行ってきました。

今回は市川右近さんの“傾城反魂香”の浮世又平がとにかくよかった!
他の方の配役でも拝見したことはありましたが、右近さん本当に上手かった。
又平の劣等感や自信の無さから出てくる人間くさい人柄がとても上手くて本当に泣けてきました。
又平の悔しさやうれしさがダイレクトに突き刺ささって痛いくらいでした。

私の説明よりも、右近さんが語ってます→こちら

来年新春に吉右衛門さんも又平を演じるんですよね。
まだチケット取ってないけれど観に行ってみようかな。

本日のお客様

江東区時代からご依頼いただいていたS様。
羽織のお渡しでいらして下さいました。

S様は身長が170cm、着物で裄が1尺9寸と大きくていらっしゃるので裄には共布で接ぎを入れてお仕立て。
出来上がった羽織を見ても、「接ぎはあまり分からないですね。」とのご感想。

S様は今、京都の大学の講座で紬の反物を製作中。
もちろん、糸を染めるところから始まり、反物のデザインから経糸の成形もご自身でされるそうです。
反物ができ次第、仮絵羽にお仕立てして、大学で発表ということだそう。
その後、仮絵羽の発表が終わったら本仕立てでお着物にお仕立てさせていただくというご依頼をいただいております。

製作中のお話もお伺いしつつ、楽しいお時間を過ごさせていただきました。
私も反物を製作してみたいです!

奈良土産

今月中旬まで奈良で開催されていた『正倉院展』
お義母さんは毎年観に行っていて、先日お土産をいただきました。
それがこの針山。
正倉院で売っているわけではないと思うのですが、この器の柄といい大きさといいとても可愛いらしい。

正倉院展の話をきいていると、観に行きたい衝動に駆られる。
図録だけ見させていただいたけれど、どれも本当に可愛らしい。
お義母さん曰く、『オリジナルは素朴でおおらか。』
デコラティブな物は私もあまり好きではない。

正倉院展は時間があれば行きたいところですが、人生これからの楽しみにとっておこうと思う。
というか全部見るのは何年かかるのだろうか。

本日のお客様

杉並区からいらして頂いたO様。
洗張の藍地の紬をお仕立て直しされたいという事でした。
今まで付いていた八掛ではなく、違うお色になさりたいというご希望。
八掛の色見本がありますので、その中から選んでいただくかもしくは気に入った色に別染めも可能です。

八掛選びのポイントですが、もちろん基本的にはご自身の好みです。
迷ってしまう場合はそのお着物に締める帯のお色を考えてみるのも1つです。

今回は絣の地模様がありましたが、それほど強調される絣ではないので帯に柄にポイントを持ってきてお召しになりたいとのこと。
ですので八掛は落ち着いた墨黒に近いお色を選ばれました。
帯を目立たせたいか、お着物をメインにお召しになるかで変わってくると思います。

年内のお渡しでがんばります!

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その後、整体へ。
今日は私1人で出かける。
酸素カプセルを修理に出しているそうで、今回は整体とほぐし。

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その足で東京ミッドタウンへ。
寒くなってきたので鍋!
と盛り上がり、鍋本体を購入しようと来たものの、迷ってしまって選べない。
また今度相方と来た時に買うことにしようっと。重いし(笑)

紅白

街はクリスマス一色。
先日行った銀座で、カルティエの紅とブルガリの白が中央通りを挟んで、とても美しい紅白のイルミネーションを煌めかせていました。

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11月23日(金)は灯屋2の銀座店でお仕事しておりますので、近くにいらっしゃいましたら皆様是非いらして下さい。

もうそろそろ

先日、灯屋2での食事会にて。
隣に座っていたので大きいお腹を撮らせてもらいました。
今月末には元気な赤ちゃんが生まれていることでしょう!

開花♪

先日いただいたお花。
椿の花が咲いてきました!

本日のお客様 2組

多摩市からいらして頂いたO様。
お仕事でご着用になる小紋をご依頼いただく。
裄の寸法は長襦袢に合わせてお仕立て。これも大切なポイントです。
長襦袢をお持ちの方は裄、袖丈を合わせた方が良いですね。寸法が合っていると、振りから見える襦袢が綺麗に見えます。

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その後にいらして頂いた、世田谷区N様。
お仕立てさせていただいた小紋をお渡し。
N様はとても華奢な方で、寸法もかなり小さくお仕立てしたのですがこれでも少し大きい感じがしました。
下着や長襦袢を付けてお召しになったご感想をお待ちすることに。
身丈に関しては今までとても大きく仕立てられていたので、今回はちょうど良いとおっしゃっていただきました。
身丈=身長では決してありません。
腰ひもを結ぶ位置や、帯の位置、そしてご自身のお好みでも変わってきます。

次回、お仕立て予定の小紋は寸法を少し微調整させていただくことに。
「そんなお願いしてもいいんですか?」
とのご質問をいただいたのですが、オーダーメイドですからどんどん言って下さい!
お客様なのですから遠慮しなくていいのです。
些細な事だと思うことが実は大事な事なのです。

お陰様で

今日の写真撮影は無事終わり、私としては結婚式を挙げたくらいのイベントを終えた感がありましたっ(笑)

先日、お客様がいらした時に写真撮影の話をしたら、なんとサプライズでお花を下さいました!
昨日は私が留守だったもので、家に帰るとドアノブに何やら大きな袋がぶら下がっているではありませんか。
近づいてみると、和の花で造られた素敵なお花。
家までいらして頂いて置いていって下さったのです。
本当にありがとうございます。

そんな皆様に支えられて(?)、撮影も上手くいきました。
泊まり込んで準備をしてくれた着付けのKちゃんにヘアメイクのSさんも本当にありがとう!