4月2015

お客様のお話はしばらくお休みします

いらして頂くお客様のお話を書いておりましたが、書く方が追い付かないので、お客様のお話はちょっとお休みします。
きものLaboは更新しますのでご覧になっていただけると嬉しく思います。

本日のお客様 (大島紬のお渡し)(コートお渡し)

本日1組目のお客様のO様。
男物の大島紬の羽織と着物の2枚を組み合わせ、女物にお仕立直しされたお着物をお渡し。
男物は女物より小さい(特に昔の物ほど小さい)ので、2枚組合わせてお仕立て直し出来ます。
O様はご自身のサイズを知るために、サイズを知るための着付け教室にも通われたそうです。
着付の先生によって着方は様々ですが、O様が通われた着付の先生も『着物のサイズは大きくない方が良い。』というポリシーで教えていらっしゃるそうで、私の出した寸法とほぼ変わりありませんでした。
是非、着心地をお知らせいただければと思います。

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2組目のH様はコートのお渡しです。
絣文様が割と個性的な紬をフルレングスの着物衿コートにお直しいたしました。
ご注文の際、衿と紐部分に無地の別布を付けてほしいという事でしたので、インドシルクの無地をお付けしました。
このインドシルクも少し節があり、日本の紬の雰囲気と似ているところがあります。
これがとても良く似合い、H様もとても喜んでくださいました。
他には外付けのポケットを1つお付けしております。
コートにはポケットが欲しいですよね。

H様がサッと羽織ったお姿がとても良くお似合いでした。
やはり、人が着た時に初めてその美しさが現れてくるといつも感じます。

本日のお客様 (久留米絣お仕立依頼)

大田区からお越しのW様。
『仕立屋 凛』には初めていらしてくださいました。ありがとうございます。

今日のご依頼は福岡の現地でお求めになられた久留米絣を単衣仕立てにご希望です。
久留米絣だけでなく、藍染木綿のお着物は気持ちが良いですね。
藍染の場合、色移りが気になる方もいらっしゃると思いますが、藍の着物に藍の帯でもとても素敵という話を聞きました。
確かに藍染でも全く同じ色という訳ではないですし、藍のグラデーションを楽しむのも1つの方法ではないでしょうか。
色移りを気にしながらお召しになるよりも気持ち的にだいぶ楽になります。
藍の色が出なくなるまでの経過を楽しむのも良いものだと思います。